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自然の摂理

 

 

5月21日 雨のち晴れ

 

 

ツバメの抱卵は続き孵化予想日まであと一歩。

しかし今朝・・・



 

 

巣が落下していました。

一体誰の仕業なんだ・・・
  

 

やり場のない怒りと同時に込み上げてくる悲しみ。
落ちた巣のそばには割れてしまった卵があり、もう孵化寸前の雛の姿がありました。

 

なんでこんなことに・・・

 

付近をツバメ夫婦が飛び交い、けたたましく鳴いていました。
私には悲痛な鳴き声に聞こえ、より一層の悲しみが込み上げてきます。


勝手な人間の感情の押し付けと言われればそれまでですが、この惨状を目の前にしてそれ意外の感情は持てません。
それと同時に頭に浮かんだのは卵はどうしてあげることもできないけど、せめて巣を元通りにできないものか?

動揺が激しく冷静な判断がつかず・・・
 
 
しかし巣を復旧しようにも、それに使う材料もなければ職場に向かわなければならない時間。


結局どうすることもできないまま職場へ。

道中もそうですが仕事中もツバメのことが気になり、取り敢えず巣の復旧方法として建築材料のコーキングを使用して元あった場所に接着してみようと考えました。

ただこれがツバメ夫婦にとって最良の判断か分かりません。

 

この行動は自然の摂理に反することを自覚しています。
そしてこの行動が他の方に知れた時、数多くの批判をされることも。
しかし感情移入しやすい性格が災いして、これ意外の方法が思い付かないのです。

もし帰宅してまだ自宅周辺にツバメ夫婦がいてくれたら巣の復旧をしようと決めました。

 

そんなことを考えながら仕事をしていると時刻はあっという間に正午。
しかし全く食欲が無く、いてもたってもいられない私は休憩時間を利用して一度帰宅することにしました。


帰宅して目に飛び込んできたのは、巣のあった場所に盛り付けられた新しい泥。


ツバメ夫婦が再び巣造りをしていました。
 

 

「なんて健気なんだろう・・・」
 
 
後になって思い付いたのですが、巣の落ちた原因は特定できないものの自然に落下したことも否定できません。

理由として我が家の外壁は汚れが付きにくいように特殊な加工がされていることと、営巣した場所がドアの縁であることから普段ドアを開閉することによって起こる振動。

この二つの要因が重なり巣が剥がれ落ちてしまった可能性もあるのです。

近隣に心ない人がいてイタズラしたと考えたくはないのですが、天敵となる他の鳥、若しくは猫による原因も考えられます。


しかしながら新たに同じ場所に巣を造りまた落下してしまうことを考えると、やはり落下した巣を接着してやるのが最良の判断ではと考え素早く行動に移しました。

 

 

幸いなことに巣はほぼ原型を留めたまま。

コーキングがツバメに付着しないように接着面に充填し、元あった場所に接着しました。

一部外側にぐらつきがあったのでその部分にもコーキングで補強し、更に落ちた際に崩れた泥を接着。
全体的にしっかりと接着したので、故意に人間が力をかけない限り二度と落ちることはありません。


作業を終え後片付けをしていると直ぐにツバメが巣の中に入りました。
その姿を見て安堵しましたが、私のやってることは本当に勝手な人間のエゴに過ぎないと思います。


可哀想と思うことも、ツバメを擬人化し勝手な感情で考えそれを押し付けることも。
厳しい自然界で生きるツバメは私の想像以上に逞しいでしょう。



巣に入るツバメを見て色々と思うこともありましたが、職場へ戻らないといけない時間。

午後の課業中もずっとツバメのことを考えていましたが、もうこの先はツバメ次第。
再び巣を利用して繁殖を試みるのか、それとも我が家を離れ別の場所へ移動するのか。



課業が終わり帰宅するとメスのツバメは巣の中にいて、オスは辺りを飛んでいました。

そして19時頃、暗くなってから巣を見てみるとツバメ夫婦の姿がありました。

ただ昨日までと違うのはオスもメスも向かい合うようにして巣の縁に止まっていること。
昨日まではオスが縁に止まり、メスは巣の中にすっぽりと収まっていました。
卵がなくなってしまったので止まり方が変わってしまったのでしょう。


明日になってどんな変化があるのか分かりませんが、ツバメ夫婦が無事に繁殖できることを祈るばかり。


自然の摂理と人間のエゴについて考えさせられる、本当に長い一日となりました。

 

 

 

 

5月22日 曇り時々晴れ

 

 

朝5時頃、ツバメが気になり様子を見ました。

巣はがっちりと接着したので問題なし。
ツバメ夫婦は直ぐそばの電線で羽繕いする姿があり一安心。


それから2時間後の7時頃に出勤の為に家を出ると巣の中にツバメがいるのを確認。


課業を終え18時頃に帰宅し、玄関を見てみると巣を出入りするツバメの姿がありました。

この日も19時頃、巣に塒入りを確認。
前日と同じように向かい合うようにして巣の縁に止まっていました。

 

 



5月23日



今日は休日。

午前6時に巣の様子を確認。


巣には一部新しい泥が積み上げられ、補修作業に入ったようです。

 

白く見えるのは私がコーキングで補修した痕。


巣の補修を確認してから約2時間後、用事があり出掛ける前に巣の様子を見ると、巣の縁を半周するように泥が積み上げられていました。


用事を終えて12時頃に帰宅。
巣の補修は終わったようでした。
高い気温と乾燥した空気により、新しく積み上げた泥も既に乾いていました。



前日、巣の落下した原因を色々と考え調べてみましたが、カラスが巣を落とした可能性も否定できず。

調べた内容にあるのは、巣を落とすのはハシブトガラスとのこと。
我が家の付近でよく見かけるのはハシボソガラスの番のみ。

しかし同じカラスですし、巣を襲わないとも言い切れません。
また一昨日と同じようなことにならないようカラス対策の措置を取ることにしました。


カラス対策に関しては、ツバメのベテラン大家さんのアイデアを参考に、我が家の巣の位置と玄関の構造を考慮してこのような形に。

 

 

つっぱり棒を巣の近くに設置。

更に棒が緩んで落下しないよう壁に金具を付け、棒と金具を結束バンドを用いて完全に固定。

 

当初は棒を2本設置してツバメの様子を見てみましたが、外側に設置した棒が巣に出入りする際、障害になるようでした。

邪魔そうにしつつも巣に出入りしてるのは確認できましたが、これではカラス対策の前に、ツバメの為にならないと判断し外側の一本は撤去。


結果的に一本だけになってしまい、これがカラス対策としてどれほどの効果を持つか分かりません。
全く何も無いよりはいいと思うので、しばらくはこの形で様子をみることに。


つっぱり棒を設置した状態でしばらく観察。
巣への出入りは何の問題もなくスムーズです。

 

その後も観察を続けると巣へ出入りを繰り返し、巣の中でモゾモゾと動いたり電線に止まって羽繕いしたりと、抱卵前の様子と同じ状態に。

 


画像の下に写っているのは設置した棒です。




つっぱり棒が止まり木のようになって、棒に止まって休んでる様子もありました。



19時過ぎ、二羽とも巣に塒入り。
今日もお互いが向かい合った状態です。



 

 

5月24日 晴れ

 

 

今日は週に一度の観察の為に外出。

7時に家を出ると巣を出入りするツバメの姿。
よく見ると枯れ草を咥えて巣に運んでいるようでした。


巣が落下した時に初めて構造を知ったのですが、泥と枯れ草で積み上げたのはあくまでも外壁で、半円状の外壁の中はきめ細かい枯れ草が円形に編み込まれていました。

そして卵があった中央部には自分の羽を抜いたと思われる羽が敷かれており、これを見て切ない気持ちがより一層強くなりました。


とてもじゃありませんが撮影しようという気分になれなかったので、写真に残していません。


話は戻り、枯れ草を運んでいるということはもうすぐ産卵に入るのかもしれません。
今はただ静かに見守ってやろうと思います。


今日も19時過ぎに二羽とも巣に塒入り。

 

 

 

 

5月25日 晴れ

 

 

月曜日ということで今日からまた普段通り出勤。

7時頃、辺りにツバメの姿はなし。

 

課業を終えて18時頃に帰宅し、辺りを見ると1羽は電線に、もう1羽は辺りをグルグル飛んでいました。

 

その後も様子を見ていると、余所者のツバメが何度も我が家の近くを飛び交い、それを追い払うような行動が見られました。
もし他のオスがメスの奪い合いに来ているのであれば、これだけは何ともできません。
子孫を残す為にどの鳥も一生懸命な訳ですし、これこそが自然の摂理。


18時半頃には余所者のツバメも飛来しなくなり、我が家の前の電線で羽繕いするツバメ夫婦。

 

そして19時が過ぎたところで、二羽とも巣に塒入りしました。

 

 

 

 

5月26日 曇りのち晴れ


 

今朝居間で朝食を食べていると外をカラスが飛んでいるのが見え、気になって巣のある玄関側の窓から外を見てみると、カラスがもう1羽いました。

付近に暮らすハシボソガラスの番ですが、今日はゴミの日ということで我が家のそばのゴミ置き場に来たようです。

カラスに曜日感覚があるのか、それとも視覚での判断でやって来たのか分かりませんが、カラスを排除する為に巣にいたツバメが追い掛ける様子が見られました。


ほどなくして、もう1羽のツバメが枯れ草を咥えて巣に戻ってきて、再び外へ。

出勤の為に家を出る時にも枯れ草を咥えて巣に戻る姿があり、内装工事に大忙しの様です。

枯れ草を編み込む傍ら、もう1羽がつっぱり棒に乗って見守るような姿がありました。


課業終了後いつもの時間に帰宅。
しかし電線にも辺りにもツバメの姿は無し。

気になって家の中から外の様子を見ていると18時半頃に二羽ともいつもの電線に戻り羽繕い。

 

19時過ぎに二羽とも塒入り。

 

 

 

 

5月27日 曇り時々雨

 

 

久しぶりの雨空。

出勤のため家を出ると電線にも付近にもツバメの姿は無し。


課業終了後いつも通りの帰宅。

電線にツバメの姿はなく、なんとなく我が家から離れつつあるのかなぁと思っていたところに、目に入ってきたのは巣の中にすっぽりと収まるツバメの姿。


抱卵が始まったのでしょうか!?

あまり刺激を与えないよう、素早くそしてこっそりと家に入りました。

 

辺りが完全に暗くなった19時半頃、ツバメの様子を見てみると昨日までとは違い二羽が向かい合ったら状態ではなく、1羽は巣の中にいました。

しかし巣の中にいるツバメは抱卵中の時に比べだいぶ外側へ出る形でした。

この姿勢での抱卵は考えにくいので、もしかしたら産卵の準備段階にあるのかもしれません。

 

また明日も引き続き様子を観察したいと思います。

 

 



5月28日 晴れ



いつも通りの時間に家を出て巣の確認。

巣にツバメが入ってると思いきやツバメは電線に。
もう1羽の姿は確認できないまま出勤。


いつも通りの帰宅で巣を確認するもツバメの姿はなく、電線にも姿は無し。

少し待ってみると二羽とも電線に。
何処からか余所者のツバメが何度も飛んできてオスが追い回す様子が見られました。


19時過ぎに二羽とも塒入りで、メスは昨日と同じでお尻を巣の中へ向けた状態で休んでいました。





5月29日 晴れ


 

今朝は朝食を食べていると庭を歩く猫の姿があり、慌てて外に出るとスクランブル発進したオスがネコの排除をしていました。

出勤の為に家を出た時はメスと思われるツバメが巣の中に。
しかし直ぐに巣から出て何処かに飛んで行きました。


今日はグングンと気温が上昇して秋田市で31.8℃を記録。
本当に季節外れの暑さが多い5月です。


課業を終え帰宅すると巣にすっぽりと収まるツバメの姿。



駐車する私の車を気にしつつも巣から出る気配は無し。

そして19時を過ぎて塒入りの時間になり、こっそりとツバメの様子を見てみると、昨日までと違い1羽は巣の縁に、もう1羽は巣の中にいるのが確認できました。


これは抱卵確定と判断してよいと思います。
もし間違いなければ6月13日頃に最初の卵が孵化して、20日頃には雛の顔が見えるはずです。





5月30日 晴れ


塒入りしたオスがつっぱり棒で休むようになりました。


 
31日、午後19時20分頃に高感度モードで撮影。

 

 

今度こそ無事に繁殖できますように。