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ハシボソミズナギドリ

 

42cm  日本近海で周年

 

雌雄同色で体色はほぼ全身黒褐色、体の下面はやや灰色がかっている。

翼の下面は光線の具合によって灰色や灰白色に見える。

嘴は黒褐色で他のミズナギドリと比べると短く細めでこれが和名の由来。

足は黒褐色。

 

オーストラリア南東部からタスマニアの近郊の島々で繁殖する。

非繁殖期は北上して赤道を越え日本近海ではほぼ周年観察されるが、冬季は少ない。5-8月ごろに親鳥や若鳥が大群をなして現れ、5-6月には太平洋岸に北上する若い個体が多く見られる。大群は魚やイカ、オキアミなどを探して洋上を移動し、なかにはベーリング海を越えた北極海まで渡る群れもある。繁殖しない若鳥は通年日本近海で見ることができるが、繁殖を控えた親鳥は北アメリカ沿岸を南下した後、太平洋を横切って繁殖地へ戻る。

その渡りのルートをたどると約32,000kmとなり、太平洋の北西半分に頭の大きな「8」の字が描ける。餌の発生に合わせての北半球と南半球にまたがる渡りは、カモメ科のキョクアジサシとともに鳥類で最大のスケール。

 

非繁殖期は海洋に生息する。速い羽ばたきと滑翔を交互にして海面低くを飛翔し、魚類やイカなど餌の群れを見つけるとたくさん集まり、海面下に潜って採食する。海面からの飛翔時には羽ばたきながら滑走する。

 

2017.9.23 秋田沖(男鹿市沖合い) 39°53`12 N