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2016年12月24日 3/1℃ 曇り




三連休の週末、本来であれば昨日は観察予定でしたが大荒れのお天気ということで観察を中止しました。

風の強い状態は夜中まで続き、今朝起きてみると依然として波浪警報が発令される程の風の強さ。


しかし昨日までと違い雨の影響が無さそうだったので今日は漁港巡りをすることにしました。
荒れた天気の翌日は比較的波の影響を受けずに済む漁港に普段なかなか見ることのできない海鳥が姿を現すことがあります。

このフレーズ、今までに幾度となく言ってますが実際のところ出会えた試しがありません。

強いて言えばミツユビカモメを見たくらいです。
ミツユビカモメも普段沖合いで暮らしているのでなかなか見る機会はありませんが、私が出会いを期待しているのはアビの類い。


取り合えず外に出ないと何も始りませんので今日もダメ元でトライ。

もう目を瞑っていても辿り着くことができるほど何度も足を運んだ漁港を転々と回りますが今日もやはりダメっぽい。

 


世の中クリスマスで楽しい雰囲気なのに私は独りで何をやってるんだか。

 

 

岩に打ち付けられる波を撮影していると水族館に行くカップルが私を見てほくそ笑んでるようにも見えました。

被害妄想甚だしい。


40にもなればサンタ来ねぇな~と呟きながらとある漁港に入ると目の前にオオハムがプカプカ。

 

 

サンタさんありがとう。

クリスマスプレゼントとして姿を見せたこのオオハムは私が観察したかったアビの類いの一種。

実に美味しそうな名前ですが漢字で表記すると『大波武』と書くそうで何か強そうな感じもします。


強いかどうかは別として、普段は沖合いで暮し潜水を得意とする鳥なので、魚を捕る様子でも見れたらと固唾を飲んで見守りますがずっと水面を漂っているだけ。

 

 

岸壁に近付いてみたり遠ざかってみたりを繰り返すだけで特別な動きもなく時間だけが経過していきます。

しばらく見ていると繋留された漁船で姿が見え隠れするようになったので、カメラを構えるのを止めて肉眼で眺めていると後方からカラスが飛んできてオオハムの頭を蹴っ飛ばしていきました。

 


ビックリしたオオハムは直ぐに潜水し少し離れた場所に浮上して辺りを警戒している様子。

 

 

残念ながらカラスが蹴っ飛ばしていった瞬間はカメラを構えておらず撮影できませんでした。

私にとって良い瞬間は決まってカメラを構えてない時に訪れます。


カラスに蹴られたオオハムはまるで目が覚めたように動きが活発化。

先ずは入念に羽繕い。

 

 

お腹の羽を手入れする時は身体を横にするようです。

潜水が得意な鳥とあって足の位置はカモの類いに比べるとずっと後ろの方にあるのが分かります。

同じように潜水の得意なカイツブリの類いも後ろの位置に足があり、水中では足がスクリューのように動くのをテレビで見たことがありました。

羽繕いが一段落すると一度潜水し、浮上するとストレッチ的に胸を張って羽ばたきのポーズ。

 

 

これを何度も繰り返しいよいよ漁の開始かと見ていたら不思議な行動を始めました。

横向きに泳ぎだすと足を伸ばしまるで旗でも振るかのように足をパタパタさせるのです。

取り合えず一連の動作を連写。

 

 

写真だと実際の動きを表現するのが難しいのでここは動画にするべきでした。

しかしこの行動は一体何を意味するのか。
もう遅いから早く家に帰れと手ならぬ足を振ってたのか。


なかなか見ることのない鳥だけに一つ一つの行動が新鮮に見えますが、この後はまた水面を漂っているだけの時間が長くなり体も底冷えしてきたのでオオハムの観察はここまで。

苦節6年、今日は念願叶ってようやくオオハムをゆっくりと観察することができ良いクリスマスになりました。

おしまい。