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2016年6月19日 31/16℃ 晴れ

 

 

 

 

今日の日記は二日前に話を遡ったところから始まります。

 

金曜日、課業中に職場の車輌で移動をしていると前方上空をアジサシが横切って行くのを目にしました。

 

ただ走行中であったことから何のアジサシであるのか識別するまで至らず、同じ場所をまた飛んでくれることを期待して昨日の早朝アジサシを目撃した場所へ行ってみました。

 

 

15分も待つとアジサシが飛んで来てくれましたが、と・・・遠い(◎-◎;)


取り敢えず証拠写真でもと撮影した画像を最大まで拡大してみるとコアジサシであることが判明。

 

その後しばらくすると3羽同時に通過していくのを確認。

 

 

これには驚きました。
秋田県内でコアジサシの繁殖が確認されている場所は1ヶ所のみ。

もしかして付近で繁殖してるのだろうか?

 

にわかに期待が高まりますが、河川を下流側へ飛んで行った後の行動がなかなか把握できず。

 

しばらくすると下流から戻って来るコアジサシの姿を確認。

 

 

ん!?

 

何か咥えてる?

 


写真に撮って改めて画像を見てみましたが見間違いではなく、確かにシラウオのような小さな魚を咥えているのが判りました。

 

こんな小魚を運搬してるということは雛へ給餌の為???

昨日は用事が立て込んでいたので確信が持てないまま観察は終了。

 


そして今朝は気合を入れて5時から調査の開始。

 

今日は少し場所を変えてコアジサシが現れるのを待つことにしました。

30分ほど待っていると昨日と同じように3羽同時にコアジサシが頭上を通過して下流側へ飛んでいきました。

 

しばらくするとコアジサシが1羽戻ってくるのが見え撮影しようとカメラを構えましたがピント合わせに手子摺り撮影失敗(´Д`)

 

数分後もう1羽飛んで来るのを確認。

 

今度こそ!

 

 

やっぱりシラウオを運搬してる!

 

上流側へ飛んで行くのを眼で追いますがこのコアジサシ、体長が26cmと小さいサイズに加えスマートな体型をしているので少し距離が離れると直ぐに見失ってしまいます。

 

 

ここから地味な作業の始りです。

 

目視で確認できた場所へ移動して、その場所から更に目視で確認できた場所へ移動の繰り返し。

 

コアジサシの通過は一定ではなく30~40分間隔が空いたりとなかなか思うようにいきません。

相当遠くから飛んで来ているのか、それともたまに下流側へ飛んで来ているだけなのか・・・

 


時間が経つごとに気温はグングン上昇。

 

心が折れそうになりながらも調査を始めて5時間ほど経過した時、目に入ってきたのはコアジサシが10羽ほど飛び交う姿。

 

 

ここにいたのか!

 

 

全ての個体を一枚の画像に入れることが出来なかったので雰囲気だけでも(´ω`)

ようやく苦労が報われた瞬間。

 

 

ご褒美なのか解りませんが、自分の観察する場所に近いところを何度も飛んでくれるコアジサシ。

 

 

このコアジサシという鳥は全国的に年々個体数が減少しており、環境省のレッドリストにも指定されていて2016年版秋田県レッドデータブックでは最も絶滅の恐れのある絶滅危惧ⅠA類に指定されています。

 

 

コアジサシの個体数の減少については繁殖場所への人間の浸入が原因の一つで、釣り人の増加や四駆などでのオフロード走行が繁殖の失敗へ繋がっています。

 

 

幸いこの場所は人の浸入の影響が無い場所なのですが、例年増水の影響の受ける場所なので一筋縄ではいかないようです。

 

とは云っても無事に繁殖してくれることを祈るのみ。
例年この場所で観察できるようになれば本当に嬉しく思います。

 

さて話題の方向性を変えてこのコアジサシ、和名にあるよう鯵を刺して捕るようなダイビングを見せます。

 

 

短いホバリングをすると・・・

 

 

 

ここから急降下。

 

 

ジャボーン!

 

って写真はないのかよ?という話ですが、残念なことに私の立ち位置からは目の前の草木が邪魔で撮影できず。

 


気が付けば炎天下のなか調査&観察を続けて9時間経過していました。
そして気温は31℃の真夏日。

 

流石に今日はちょっと疲れたので日記はここまで。

 

顔がヒリヒリする(´Д`)