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2017年12月15日


 


今回は地元秋田を離れ遠征鳥見旅。

俗に珍鳥と呼ばれるような鳥に関しては地元で観察というスタンスなので敢えて他県に行って観察することはありませんが、その土地ならではの固有種に関してはどうしても自ら足を伸ばさない限り観察をすることができません。

このような理由から年に一度はイベント的に固有種の観察をしたいと考えていましたが今年は地元で観察したい鳥も多く、諸般の事情も重なってこの慌ただしい年末なって遠征鳥見旅となりました。
遠征鳥見旅に出るのは昨年の5月にライチョウを観察して以来2度目になります。


期待と不安の入り交じるなか朝イチの便で秋田空港出発。
安心・安全ANAの旅、さらば秋田。

Runway 10, cleared for take off,
All Nippon 402.

※タキシング~離陸まで約6分の長い動画ですので、興味のない方はスルーして下さい。

 

寝る間もなく羽田空港に到着。

ここで目的地へは乗り換えが必要となります。
当初はもう少し後の便で羽田に到着を予定していましたが乗り換え時間が35分と短かったため始発の便に変更しました。

私は石橋を何度も叩いて渡るタイプ。
堅実な道を行くと云えば聞えは良いかもしれませんが、実際のところは都会が怖いお上りさん。

旅慣れしてないので乗り換えに不安を感じ「秋田空港の滑走路除雪で飛行機が遅れたらどうしよう」とビビりが入りました。

 


羽田空港で約2時間半過ごした後、再び安心・安全ANAの旅。
羽田を離陸して間もなく富士山が見えてきました。

 

 

今度は目的地へ向かって約3時間半のフライトです。

 


気流も安定していてほとんど揺れることもなくフライトは順調。
機長からの定刻より20分早い到着のアナウンスがあり、予定到着時刻が迫ってくると眼下に見えてきた今回の目的地。

海がバスクリンのようだ。

 

 

秋田空港を7時35分に出発して所要時間6時間50分、移動距離にして2726kmようやく目的地に到着しました。

気温は24℃で眩しい陽射し。
空港を出て感じる秋田との季節感の違い。

ここは沖縄本島から更に410km南下した石垣島。

 

 

 

 

2017年 野鳥観察の旅 in 石垣島 ①

 

 

はじまりはじまり~。


真冬の秋田から常夏の石垣島へ。

地図で確認してみると直ぐそばに台湾が見えます。
我ながらとんでもない場所に来たもんだ。

 

 

ほとんど外国。

景色を見ると同じ国とは思えません。
見るもの全てが新鮮でなかなかスケジュール通りに進みませんが、取り合えず空港から移動しようと思いタクシーを呼びました。

 

 

冗談ですよ。
これだといつ宿に着くか分からないのでレンタカーを使用。

 

宿に向かう途中に目にする鳥もまた新鮮。
なかでもこの日一番目にしたのは秋田に迷行記録のあるシロハラクイナ。
私が見るのは勿論初めて。

 

 

南西諸島に留鳥として生息するこの鳥は住宅街、農耕地、車通りの多い道と所構わず姿を見せてくれます。


個体数が多いことは結構ですが突然走って出てくるので要注意。
石垣島は空港が新しくなったことで観光客が多くなり、それに比例するように鳥が交通事故に遇うケースが多いようです。

こちらの個体を観察していると道路に走って行き、あわや轢かれそうになるというギリギリの瞬間を目にしました。

 

 

島は予想以上に交通量が多く余所者の私でもちょっと心配になってしまいます。

 


そんなシロハラクイナを観察しながら島内を観光。

こちらは石垣島の観光スポットで名高い川平湾ですが、事前にネットで見ていたものとはだいぶ印象が違いました。

 

 

本来であれば船が空中に浮かんで見えるほど透明度の高い海ですがこの時は風の影響で波立っていたことと光線の条件が悪かった為イメージとは程遠い状態。

 
その後も島内を巡っていると時刻は18時になろうとしていました

石垣島は夕暮れの時間帯。

 

 

今時期の秋田は16時頃になると真っ暗ですので日の長さが二時間程違うようです。

観光を兼ねて島内を下見した後は宿に移動。
日暮れを待ったところでナイトウォッチングに繰出しました。


最初の出会いは樹上で寝ていたムラサキサギ。

 

 

石垣島に来るにあたってリサーチを重ね、見たい鳥の1つとしていましたがナイトウォッチングで見られるのは想定外でした。
こちらも秋田に迷行記録がありますが、私は初めての観察です。

アオサギより一回り大きい印象を受けました。

 

 

次の出会いはリュウキュウコノハズク。
しかしこちらは残念ながら飛ばれてしまい撮影には至りませんでした。

間もなくして電線に止まろうとするリュウキュウアオバズクを発見

 

 

街灯近くで虫を探しに出てきたようです。
しかしこちらは高い場所に止まってしまったので別個体を捜索。

しばらく探し回ると最初の個体に比べじっくり観察させてくれる個体を発見。

 

 

頻りに辺りを見回し餌となる生き物を探しているようです。
しばらく観察していると餌を見つけたのかパッと飛び去ってしまったので捜索を再開。


移動していると道路の真ん中に伸びる紐状の物体が目に入りました
始めは農耕車から落ちたサトウキビかと思いましたが近付いてみるとサキシマハブと判明。

 

 

こちらは通常と体色が異なる個体のようです。
サイズも小さかったことから幼蛇でしょうか。

 


ハブをじっくり観察した後に出会えたのはオオクイナ。

 

 

色合いの綺麗な♂でしたが残念ながらこちらは爆睡中。
近くを歩き回って物音がするにも関わらず微動だにしませんでした

そして間もなく出会えたのはまたしてもリュウキュウアオバズク。

 

 

一体島内に何羽生息しているのでしょう。
こうもあっさり見つかるのは個体数が多いのか、単に運が良いだけなのか。

しかしもう1つのお目当てであるリュウキュウコノハズクは声が聞こえるもののなかなか姿を確認できません。

 


やきもきしながら捜索を続けると今度はオオクイナの♀と出会うことができました。

 

こちらは起きていたものの逃げる素振りはありません。

クイナの類いは直ぐに逃げ隠れてしまうイメージがありましたがオオクイナは警戒心が薄いのでしょうか。
初めて目にする鳥とあって生態がさっぱり分からず。

 

オオクイナを観察して再び移動するとまたしてもサキシマハブとの出会いに恵まれました。

今度の個体はかなり大型。

 

 

 

観察していると首を跨げ攻撃のスタイルになりました。

 

 

これは流石に恐い。

こんな夜遅くに見知らぬ土地の道路に寝そべって観察している自分もなかなか恐いですが、リュウキュウコノハズクが気になったのでハブの観察はそこそこにして場所を移動。


リュウキュウコノハズクを探して回るとライトに反応して何か光ものを発見。
よく見てみると枝にぶら下がって止まるヤエヤマオオコウモリ。

 

 

画像からは大きさが伝わりませんが、ハトよりもずっと大きく見えました。

じっくり見てみたかったのですが残念ながら直ぐに飛び去り暗闇のなかへ。

その後も丹念にリュウキュウコノハズクを探して回ると遠くない場所で鳴き交わしている声が聞こえてきたので声を頼りにじっくり探してみると・・・


ようやく見つかった。

 

 

この個体はこちらを警戒する様子が無かったのでじっくりと観察。

本州で見られるコノハズクに比べると体長はやや大きいようですが野外識別は困難です。

 

 

コノハズクの観察を終えて時刻を確認すると22時になろうとしていました。

初日から充実感たっぷり。
翌日は朝から観察を控えていたのでナイトウォッチングはここまで


今回の旅日記はこの後、16日特集・16日午前・16日午後・17日と続きます・・・