メールはこちらからどうぞ

twitter

Follow Me!

 

 

2017年6月10日




先週に引き続き今週もナイトウォッチングを行ったので、今回の日記はその時の様子を綴ったものになります。

先ず始めに今までナイトウォッチングと言えば夏場の暑い時期、風呂あがりに夜涼みを兼ねて行うことが殆どで観察とは言えない簡単なものでしたが、ヨタカが地面で休んでる姿を目撃したことで個人的にブーム到来。


5月28日の日記に記載した子ギツネとの遭遇も印象深く、日中はなかなか見ることのできない夜行性の野生動物たちとの出会いにも期待して今週も深夜徘徊。

期待に胸を膨らませ山へ足を運ぶと車道をトコトコ歩く一頭のキツネ。

 

 

大きさからして成獣のようですが、日中に見る時とは違って一目散に走って逃げることをしません。

距離を測るように私の前を歩き時々振り返り、振り返った瞬間を撮影しようとするとまた歩き出す。

そんなことを何度か繰り返すと今度は道路際で立ち止まり森の中へ・・・

 

 

入りそうで入らない。

まるで私を誘っているかのようにも見えましたが、流石にこのまま付いて行くと迷いの森で化かされ『どん兵衛さん』のようになり兼ねないのでこれ以上付いて行くのは止めることにしました。

どん兵衛さんが気になる方は動画サイトYouTubeで『加山雄三 どん兵衛 九尾のキツネ』のワードで検索。


怪しげなキツネを見た後はヨタカの鳴き声が聞こえる方へ移動。
何やら暗闇を動く獣の気配。

車のヘッドライトが届くことで動いていたのはキツネの親子と判明。
子ギツネは先週見た個体よりも小さく見えましたが、親ギツネに呼ばれるようにして草影に隠れてしまいました。

ゆっくりと車を停め再び現れるのを待っていると・・・

 

 


まさかの親ギツネが目の前に登場。

 

 

ファインダーいっぱいいっぱいの至近距離で、警戒心の強い成獣がわざわざ目の前に出てきたことに驚きを隠せずにいました。

膠着状態がしばらく続くと微かながら唸り声をあげているようで突然「ギャウッ」と大きな声。
犬とは違った声質で吠えられました。

子供がそばにいることで私に対して威嚇したのか、はたまた子供たちにこちらに来るなと諭したのか。
そもそもキツネって「コンコン」鳴くのじゃなかったのか?


吠えて少しすると親ギツネは草影に姿を消し、しばらく待ってみましたが再び姿を現すことはありませんでした。

「子ギツネゆっくり見たかったなぁ」と車を少し移動するとキツネ親子が姿を消した草影は意外にも開けており車道とは違ってゆっくり観察できそうな環境。


この辺に現れそうだという場所にヤマを張ってしばらく待つと子ギツネが登場。

 

 

画像では伝わらないと思いますがやはり前回観察した子より幾分小さいようです。

地面の匂いを嗅ぎながら辺りをウロウロ。

1頭が表立って出てきたことで安心したのかもう1頭の子ギツネも登場。

 

 

前回の観察でも2頭の確認だったことから通常2頭の繁殖なのかと気になり調べてみると、一回の繁殖で2~7頭が産まれるようです。

またメスに限っては母親の子育てを手伝うという微笑ましい生態を知りましたが、厳しい環境で暮らすため一歳までの生存率は極端に低いとのことでした。

 

 

私の前に姿を見せてくれたこの子ギツネはもしかすると他の兄弟の分まで頑張って生きているのかもしれません。

 


先週はやんちゃ盛りの2頭がじゃれあう様子を上手く撮影することができませんでしたが、今回は少しばかり良い条件で撮影させてもらうことができたので何枚か掲載します。

 

 

翌日仕事でなければ夜が明けるまで見ていたいと思う楽しい時間。

歯止めが効かず「もう少し もう少し」と言いながら観察していましたが、ふと思い出したのは親ギツネの存在。
姿を現すことなく何処かで見ているのだろうと思っていたら、小高い場所で子ギツネを見守る親ギツネのシルエットが見えました。

こちらも撮影を試みたものの只の暗闇の画像になってしまい敢えなく失敗。

一方で子ギツネたちは一頻り遊んだあと私の前からいなくなり暗闇に姿を消しました。

 

 

今回もキツネに始りキツネに終わりましたが、また機会を見つけて夜な夜な徘徊してみようと思います。

おしまい。

 

※11日の日記は後日更新します。