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2017年6月18日 26/14℃ 晴れ時々曇り




今日はゴイサギの観察。

外を回っていると度々目にしていましたがここ最近じっくり腰を据えて観察することのなかったゴイサギ。

と言うのも数年前、地元では有名なコロニー(集団繁殖地)の近くで工事が行われそれ以降そちらでの繁殖は確認できませんでした。

道路脇のコロニーということもあり非常に観察し易い場所だっただけに残念と言う他ありませんでしたが、この年以降は他のコロニーを見て回ったものの何処も以前のようには観察できないところばかり。


このような経緯があってなかなか観察できずにいましたがつい先日のこと、普段姿を見かけない場所でゴイサギを目にしていました。

 

 

こちらの様子を伺っているようでしたが警戒して飛ぶこともなく、枝から枝へ移動したと思ったらグイグイと枝を引っ張り枝をくわえたまま飛び去りました。

 


「近くに営巣してるのだろうか?」

然程距離の離れていない松林に降りたのを確認できたので、そちらへ移動してみるとコロニーが形成されていました。

しかも以前観察していたコロニーよりも巣が丸見え状態。

 

 

こちらは若い個体のようで羽色が違います。
幼鳥は成鳥は羽色が全く異なり全体的に褐色で、黄褐色の斑点が入ることがホシゴイと呼ばれています。

抱卵している個体は少し成鳥の特徴が出ているものの、まだ幼鳥の特徴の方が勝っているので人間で言うところのギャルになるのでしょうか。


こちらのコロニーでは以前観察していたコロニーと同様にコサギの姿もありました。

 

 

混合コロニーはゴイサギが2/3の割合で形成され、コサギと合わせておよそ50くらいの巣があるようです。
巣によっては腰下のかなり低い位置に営巣されており少々驚かされました。
 
今日改めて観察に行ってみるとすぐそばに成鳥が飛来し、抱卵をしていた若いゴイサギが飛び立ったので抱卵の交代かと思ったら・・・


可愛い雛の姿が見えました。

 

 

まだ羽が生え揃っていないので親鳥は保温していたようです。

他の巣では卵を転卵する様子も見られ、青っぽい卵が見てとれましたが巣によって繁殖時期にかなりバラつきがあるようで割りと大きく育った子も確認。

 


まるで怪獣。

 

 

一方でコロニーの外側では頻繁に出入りを繰り返す親鳥の姿が見られました。

各々が餌場となる場所へ出掛けそして戻ってきているようです。

 

 

コサギは昼行性なのに対しゴイサギは基本的に夜行性。
ナイトウォッチングで農耕地を巡回すると暗闇のなか田んぼで餌を捕るゴイサギを目にしますが、育雛期となる今時期は昼間でも見掛ける機会が多くなります。

もう1~2週間もするとベビーラッシュとなり、コロニーは更に賑やかになることでしょう。

 


さてゴイサギと言えば和名の由来。

 

 

歴史物語「大鏡」によると、ゴイサギは醍醐天皇の勅命に従い素直に捕まったことから「五位」の位を授かり五位鷺と呼ばれるようになったそうです。

この五位という階級を現代社会に照らし合わせると国会で昨今話題となっている政務次官に相当。

『あったことはなかったことにできない』

話題の政務次官は真面目な方なんだろうと日々ニュースを見ていました。

 


今日は少々話が脱線したところで観察日記はおしまいです。