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2017年9月3日 25/14℃ 曇り時々晴れ




今日は水張り休耕田を巡回してシギチの観察。

渡りの途中のシギチたちは海岸や干潟など海辺で姿をよく見かけますが水が張った状態の休耕田にも姿を見せます。

種によっては海辺を好むものもいれば田んぼを好むものもいるのでどちらも目を離すことができません。

先ずは生息環境の画像から。
こちらが水張り休耕田。

 

 

このように水の張ってある状態で作付けされていない田んぼが観察ポイント。

何処にあるとも分からない水張り休耕田を探すのは大変な作業ですが、下調べをするうえで目ぼしいところを見つけることができても肝心な時には水が干上がってしまっているということも屡々。

また状態良く渡りの時期を迎えることができても渡りのルートから外れてしまうとシギチの姿は見られません。

そのようななかで今日一番数が多く入っていた水張り休耕田で確認できたのはタカブシギ、ヒバリシギ、トウネンのみ。

こちらはタカブシギの画像。

 

 

もっと色んな種類が見られると思っていたので正直なところ期待外れ。

のんびり待つとことで何かしら現れるのではと車の座席を倒しリラックスしていると突然シギチたちが一斉に飛び立ちました。

誰か歩いてきたのかと思い体を起こすと視界に入ったのはオオタカの姿。
どの子かは判りませんがオオタカに拐われ、遠くの電柱の上で食べられてしまいました。

 

 

この後しばらく待ってみましたがシギチたちは戻ってくることはなくこちらでの観察はここまで。

外も回ってみたもののこれといった観察はできなかったので、今回の日記はがらりと内容を変えて昨日我が家で起きた珍事件のお話をしたいと思います。


事の始りは一昨日の夜、自室で寛いでいるとカタカタと物音が聞こえてきました。
まるでネズミでも動き回るような音でしたが、我が家は少し特殊な構造になっておりネズミが住めるような環境はありません。

耳を澄まし音の発生源を調べるとここから聞こえてきます。

 

 

これは高気密住宅に必ず設置される通気孔。

屋内に外気を取り入れる為のものですが、外から見るとこのようなカバーで覆われ鳥などの侵入を防ぐ格子状のものが取り付けられています。

 

 

音を聞くに何かが侵入していることは間違いなく、構造的に格子を潜り抜けることができる生き物は・・・

思い当たる生き物はひとつだけ。
音が聞こえなくなったところで窓を明け外を見ることで確信に繋りました。

翌日、通気孔のカバーを取り外して中を確認してみると・・・

 


やっぱりこいつか。
音の正体はアブラコウモリ。

 

 

暢気に寝てる。

日本で見られるコウモリの類いで唯一人家に住み着くことから別名イエコウモリとも呼ばれます。

一時代前は屋根裏や換気扇に通じるダクトの中に住み着くことが多かったようですが、最近は高気密住宅が増え隙間が無くなってしまったことから通気孔の中に住み着くケースが多くなっているようです。


当ホームページでアブラコウモリについて記載するのは二度目となりますが、以前は体毛が殆ど生えていない幼獣でした。
今回は成獣なのでせっかくの機会ですからじっくり観察してみましょう。

ちょっと光りを当てるとつぶらで可愛い瞳が見えました。

 

 

しかし目を開けるのは一瞬で直ぐに閉じてしまいます。
夜行性の生き物なので眠いのでしょう。

私の部屋をねぐらにしようとしたのが運の尽き。
通気孔から取り出して観察を続けます。

叩き起こしたアブラコウモリを壁にくっ付けてみるとそのまま居眠り。

 

 

ほっといてちょうだいといったところでしょうか。

しかしまだまだ続きます。
今度は手の平に乗せて撫でてみました。

生き物に触れると私は撫でてみたくなる衝動に駈られます。
鳥であれば頭部を撫でると気持ち良さそうにしますが、コウモリは何処が気持ち良いのでしょうか?

傍迷惑といった感じで口を開き、同時に歯を見ることができました。

 

 

この時のやり取りをスマホで動画に撮ってみましたが、今まではTwitterにアップロードしていたものを今回はYouTubeにもアップロードしてみました。

遂に私もユーチューバー。
画像をクリックすると動画が見られます。

 

 

一頻り観察をさせてもらったことでようやく放鳥ならぬ放獣。

アブラコウモリは蚊などの害虫を補食することからツバメのように有益な生き物とされる一方、人家に住み着くことで糞害や騒音などの問題も発生します。

アブラコウモリは住宅街でもよく見かける生き物ということもあり何処の家に住み着いてもおかしくありません。
もしやと思い騒音等で悩まされる方は室内から通気孔の入り口に金網を張って対策を取るのが効果的でしょう。


間違っても殺してしまうようなことはしないで下さい。
彼等が害虫を駆除してくれています。

今回この日記を更新するにあたり、アブラコウモリを対策とする業者の料金を見ると意外にお高い。
当然この手の生き物が苦手な方も多いので妥当な値段なのかもしれませんが・・・

お困りの方、格安で対策施工致します!
なんてのは冗談。


我が家にやって来たアブラコウモリのお話はこの辺でおしまいです。

 

 

※来週は三沢基地に行く予定としていますので観察日記はお休みします。