メールはこちらからどうぞ

twitter

Follow Me!

 

 

2018年11月11日 15/6℃ 晴れ時々曇り

 

 

 

 

今日はポッキーの日。

全く日記と関係ありませんでした。
単に言ってみたかっただけ。

さて今日はシーズンも終盤となった渡りの珍鳥探し。

・・・をする予定でしたが、いざ観察に出てみると海沿いは強風の影響によりまともに観察できる状態ではありませんでした。
ということで急遽予定を変更。
観察場所を男鹿半島から大潟村に移し今季初のハクガン観察です。


今年は例年よりも早い渡来で、各方面から今季初確認の便りが聞かれましたが昨日観察にあたった御仁の話によると探しだすのにえらく難儀したとのことでした。

個体数の増加に伴い年々行動が変りつつあることが原因と考えられます。

 


そんなハクガンを観察するため大潟村に足を運び過去に実績のある場所を見て回りましたが確認できず・・・

やはり一筋縄ではいかないようです。

暫く村内を移動すると田んぼに点在する白い物体を発見。
ようやくハクガンを見つけることができました。

 


しかし発見のタイミングと重なるように農道を走る農耕車を警戒し飛び立つガンの群れ。

 

 

ファインダーがガンの群れでいっぱいですがこれでもほんの一部。

ハクガンはおよそ100羽ほどでマガンやヒシクイたちと一斉に飛び立ちましたが、辺りを旋回しているうちにハクガンだけの群れに分かれていきます。

 

 

落ち着いて羽を休める場所を探し上空から地上の様子を伺っているのでしょう。

旋回しているハクガンたちが頭上を通過。

 

 

羽ばたく姿は美しいの一言。
地上にいる時は動くおまるにしか見えないのですが、翼の白と黒のコントラストが印象的です。

しばらく旋回すると比較的目にすることの多い場所を目指し飛んで行ったようなので車で追跡。

 


思った通り、例年観察される場所へ降りるところを確認。

 

 

ハクガンが地上に降りる時はマガンやヒシクイを見つけ群れに混ざるようにして降りることがほとんどです。

飛ばしてしまわないようじわりじわりと車を進めることで漸く観察することのできる位置に辿り着きました。

 

 

ハクガン自体は然程警戒心の強い鳥だとは思いませんが、マガンやヒシクイは警戒心が強いので不用意に近付くと釣られるようにして一斉に飛び立ってしまいます。

 


落ち穂拾いを始めたら警戒を解いた状態と言えるでしょう。
採餌の様子は動画でどうぞ。

 

 

幾ら落ち穂拾いをしていても時々首を揃え周囲を見渡すような姿勢になるので、その時だけは要注意。

雁首揃えてと言ってしまうと言葉の使い方に誤りになってしまいますが“ガンの首上げ”状態は警戒を意味します。
何もしてなくても不意に飛び立つことがありますが、ガンの群れは人や車の動きに敏感。

 

首を上げた状態は飛び立ちの前触れと言ってもよいかもしれません

言葉や静止画では伝わり難いので其方も動画で。

 

 

飛び立った群れは辺りを旋回したあと視界から消えていきました。

此処で慌てる必要はなし。
おとなしく待っていると同じ場所、若しくは近くの田んぼに戻って来ることが多いのでその場で待機。

案の定戻ってきて近くの田んぼに降りるようです。

 

 

降りたところを確認し私も腹ごしらえをしたところでそちらに行ってみると殆どの個体が寝る姿勢。

食事を終えたところでお日様に照らされウトウトしてるのでしょうか。
警戒心というものが感じられずゆったりとした時間。

私まで眠くなってしまいます。

そうこうしていると何処からともなく20羽程の一個小隊が飛来して群れに合流しました。

 

 

どうも今年の群れは渡来当初からバラバラのようで幾つかの小隊~中隊で行動しているようです。

合流した個体もウトウトし始めたようなので試しに車を降りてローアングルで撮影を楽しんでも警戒する様子が見られません。

これは良い機会。
畦道をゆっくり歩きハクガンたちを広角レンズで撮影してみました

 

 

幾度となくハクガンを観察していますが広角レンズで撮影したのは初めてだったような・・・

距離感が伝わり難いと思いますが同じ位置からいつもの望遠レンズ使い縦の構図で撮影するとこのようになります。

 

 

剥き出しの身で此処まで接近を許してくれることはなかなかないでしょう。

距離が近くなったことで幼鳥の特徴も肉眼ではっきりと見ることができました。

 

 

パッと見た目に幼鳥は灰色、成鳥は白で識別は容易です。
奥に写る成鳥は訓練生を指導する教育隊の教官かもしれません。

しかし連隊長率いる本隊は一体何処にいるのか。
大潟村に本隊が到着する日も遠くないと思いますが今季の総数が気になるところ。

また個体数の増加に伴い今まで見られなかった場所で確認されることも予想できるので今後の動向に注視したいと思います。

 

 

さて、ここで3本目の動画を。

ホームページ上では写真を大きく掲載できないので、近距離から撮影した動画をYouTubeでどうぞ。

 

ハクガンの特徴がよく分かると思います。

撮影時は風が強くカメラを持つ手が煽られため多少映像が揺れてしまいますがその辺はご愛嬌ということで。

 

 

畦道に腰を降ろし、のんびりとハクガンたちを眺めての観察はここまで。

 

本日の観察日記はこれにてお終いです。