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2018年3月21日 6/-3℃ 曇り




暑さ寒さも彼岸まで。
季節の変わり目である春分の日の今日は男鹿半島を一週して渡り鳥を探します。

時期的にやや早いような気もしますが、例年3月の第4週になると何等かの記録があるので過去の記録に倣って実績ポイントを中心に巡回。


しかし何処を見てもこれといった鳥は見当たらず。
まだ春の珍鳥まつりには少し早いようでした・・・

肩透かしを食らった私は目的も無いまま風に吹かれるようにして大潟村へ。

 

 

オジロワシが2羽佇んでいたのが冬の名残と云えるくらいで、村を賑わせていたガン・カモ類は殆どが北上したようでした。


所々でハクチョウの姿を見掛けましたが中には羽の怪我などにより故郷に戻ることのできない個体を毎年確認しています。

そしてこちらでは留鳥化したハクチョウと一緒に暮らすヒシクイの姿が。

 

 

このヒシクイは以前も記事にしたことがありますが、私の記憶ではこちらに暮らすようになって4年が経過したと思います。

一見して著しい翼の損傷は見受けられませんが、長距離を移動することのできない事情を抱えているのでしょう。

動画で撮影した映像ですが、歩行は問題ないようです。

※動画についての問い合わせがありましたが、セキュリティの高いPCでは動画が表示されないことが判明しました。

 

 

つい最近まで見掛けていたガンの大多数はこちらと同じヒシクイと一回りサイズの小さなマガンになります。

遠巻きには同じように見えますが近くで見ると顔の特徴が異なり、そんな見た目の違いを比べる図鑑写真。

 

【 マガン 】

【 ヒシクイ 】


 

嘴で識別が可能で、ヒシクイは黒の嘴に黄色の帯、マガンはピンクの嘴につけ根が白といった感じで見分けることができます。

 


こちらのヒシクイをのんびり眺めているハクチョウの後を追うようにして水辺に移動して目の前を通過。

 

 

もぐもぐタイムのようです。

平昌オリンピック以降カーリング人気の影響でことあるごとに『そだね~』『もぐもぐタイム』という言葉が使われるようになりましたが、ご多分に漏れず私も使用。

 

 

餌採の様子は動画でも撮影してみました。

膝にカメラを乗せて撮影したので映像が斜めに傾いてしまいましたがその辺はご愛嬌ということで。

 

 

主に草・茎・根などを食べて暮らしているようですが、和名のヒシクイとは菱の実を食べることが由来になってるとか。

あの堅い菱の実を食べる姿は一度も見たことはありませんが、嘴を見るとかなり頑丈で噛む力は強そうです。

 

 

しかし英名はBean Gooseといい豆を食べることが由来になっているようで、和名と英名でどうしてこのような違いが発生したのかは不明。


いずれにしても仲間たちは故郷へ向いこの地を後にしてしまったので、また仲間たちの顔を見るのは七ヶ月後になります。

 

それまでの間、ハクチョウと一緒に厳しい夏を乗り越えないといけません。
温暖化の影響もあり秋田でも猛暑日を記録することが多く、留鳥化した冬鳥にとっては過酷な環境ですが、いつまでも元気で暮らして欲しいものです。

 


今日の観察日記はここまで。