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2018年8月14日 31/21℃ 曇り時々晴れ




今日は地域巡回。
特に何を観察しようと決めることなく自宅を出発しました。

先ずはシギチの渡来状況を確認。
渡りのシーズンに入ったとありTwitterを閲覧していると各地で観察されているシギチの画像が多くなってきています。

地元ではどのような種が見られるのか意気揚々と海岸を訪れましたが閑古鳥が鳴いている状態。
噂には聞いていましたが本当に何もいません・・・


往生際悪くウロウロしていると消波ブロックの上で羽を休めるトウネンを発見。

 

長旅のせいかどの個体もお疲れの様子。

付近は釣り人や家族連れが多く、子供がはしゃぎ回っているにも関わらすトウネンはウトウト。
瞼が重くなる様子を動画で撮影してみました。

 

 

暫くその様子を見ていると群れの1羽がどんどん私の方に。

他の個体も次々に私の方に移動を始め、望遠レンズではピントが合わない距離まで近付いてきたことからスマホでその様子を撮影していると不意に飛び立ってしまいました。

ここで海岸での観察を終え、次は水張り休耕田巡り。
しかし観察場所に辿り着いて目にしたのはここでも閑古鳥。

秋田ではこの時期のシギチの観察が年々難しくなってきています。
全国的に渡来する個体数の減少が云われていますが、環境の変化も大きな要因になっているのではないでしょうか。

我慢強く待つことで飛来を期待しましたが一向に姿を見せる気配は無し。


そうこうしているうちに時刻は10時半になろうとしていました。
今日は全国高校野球選手権・2回戦で郷土代表の金足農業高校が岐阜県代表の大垣日大と対戦します。

鳥も見たいけど野球も観たい。
ということで場所を移動。

 


ここからはスマホで高校野球を観戦しながらチュウヒの定点観察です。

観察場所に着くと葦原の上をひら~りひらり飛んでいました。

 

 

低空で翼をV字にして飛ぶ姿はチュウヒの特徴。
猛禽類のなかでは個体数が少ないチュウヒですがここでは常に飛んでいると言っても過言ではありません

“行けば見られる”そんな良い環境です。

局所的に繁殖する猛禽類で繁殖地以外では主に冬鳥の扱いのようですが、秋田では多数が繁殖しており留鳥扱い。

 

 

繁殖期に入ってから月に1回程度観察をしていましたが、今日は巣立ちを迎えた幼鳥が『ピーピー』と鳴き声をあげる姿が見られました。

おそらく餌の要求をしているのでしょう。

 

 

親鳥が右に左にヒラヒラ飛んで葦原に急降下する姿が見られました

チュウヒは猛禽類で唯一、垂直離陸できる鳥です。
鳥は羽がぶつかることを嫌がるため飛び立つ時にはある程度辺りが開けていないといけませんが、チュウヒは葦が密集した場所からも離陸が可能。

葦の中から飛び立つ瞬間を見てみたいものですがそれは叶わないので樹上から飛び立つ瞬間を。

 

 

観察を続けながらも野球を観たりとどっち付かずの状態でしたが何度か金農のピンチの場面が。

リードしていてもいつどうなるか分かりません。
ピンチの場面、勝ち越しの場面とテレビに釘付けになった時に限ってチュウヒの良い場面。

 


思い出したようにチュウヒに目を向けると餌の受け渡しをしていました。
肝心なシーンは撮り逃がしたのでその直後の様子です。

 

 

複数個体が乱舞する状態でどの個体から受け渡したまでは判らず。

受け取った側の個体を拡大してみるとどうやら小鳥を貰ったようでした。

 

 

此方では様々小鳥が繁殖をしています。

近くではホオアカが酷く騒いでいたのでもしかしたら犠牲になったのはホオアカの幼鳥かもしれません。

 

高校野球は金農が6ー3で見事に勝利。
95年大会以来のベスト16入りを果たしました。
本当に嬉しく思います。

 


試合が終わったところでじっくりとチュウヒの観察と思いましたが極端に近い場所を不規則な動きで飛ぶことが多くピント合わせに手子摺り写真の方は全然ダメ。

せっかくのシーンも撮影技術が伴わないと伝えたいものを伝えることができません。
ある程度はカメラ任せで撮影することができますが、被写体がカメラの性能を上回る動きを見せた場合は撮影する側のテクニックが要求されます。

もっと向上心を持って取り組まなければと思わされる一日になりました。

 

 

今日の観察日記はここまで。