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2019年6月30日 28/19℃ 曇り時々雨




早いもので上半期も終わり一年の折り返しとなりました。

今回は予定していた観察をすることができずに終わってしまい、行き当たりばったりの観察でしたが比較的長い時間観察を行ったチョウゲンボウのお話をしたいと思います。

雨の降るなか、ぶらりぶらりと車を走らせると杭に止まるチョウゲンボウを発見。

 

 

車を寄せて観察を試みましたがタイミングが悪かったのか、近付き過ぎてしまったのか場所を移動してしまいました。

何年観察をしていても鳥との距離の置き方は難しい。

普段野鳥と接していると警戒心の強い鳥もいれば「籠抜けか?」と思わせるほど警戒心の無い鳥がいますが、種による違いだけではなく生息する環境によっても異なると思います。

 

 

同じチョウゲンボウでも近付くことを許さない個体もいれば、間近で観察を許してくれる個体と様々。

近付き過ぎることで本来観察できるはずの場面が見られず、単に“撮って終わり”になってしまっては野鳥観察の醍醐味をスポイルしてしまいます。

個体差による警戒心の見極めは難しいものがあるので「少し遠いかな?」と思う距離で観察がオススメ。
大きな挙動を見せないようにして観察をしていると意外と相手側から近寄ってくれるとこも多々あります。

杭に止まったチョウゲンボウは辺りを見渡し獲物を探している様子

 

 

そんなに背の低い杭の上で獲物を見つけることができるのかと思いながら見ていましたが、私の疑問を他所に獲物を見つけたのか不意に飛び立ちました。

 

 

杭から僅か数m離れた場所に降りてガサゴソしています。

何かを捕らえたようですが草の陰になってしまい詳しい状況が分かりません。

ここはデジタルの恩恵に与りひたすら連写。
画像を拡大し一枚一枚チェックしてみると小さなネズミを捕らえていたことが判りました。

 

 

あっという間に食べ終わり辺りを見渡したと思ったら今度は私の方へ向かって飛翔。

地面にいながらにして一体何を見つけたんだろう?

 

 

目の前に止まったチョウゲンボウはが捕らえた獲物は・・・

トンボでした。

 

 

今まで幾度となくチョウゲンボウを観察してきましたがトンボを捕食する場面を見るのは初めて。

私が観察する場所にはネズミが多く生息しているのか、狩りの場面を見ていて一番多く目にするのがネズミを捕まえるシーン。
次いで多いのがスズメなどの小鳥。

同大のチゴハヤブサはトンボやセミを捕食することが多いので、不思議なことではありませんが私としては新鮮な場面です。

 


こちらもあっという間に食べ終わると近くにあった植物を見上げるチョウゲンボウ。


仕草が可愛い。

 

 

まさかそこに止まろうとしてるのか?

幾ら何でも無理だろうと笑いながら見ていると・・・

 


飛び上がって

 

止まろうと試みるも

 

案の定失敗

 

想像通りの展開になりました。

この後チョウゲンボウは飛び立ちホバリングを開始。

ホバリングから少し場所の移動を繰り返し普段見るような光景でしたが、何を捕まえるのかと暫くその様子を見ていたのですが獲物が見つからなかったのか再びこちらに戻ってきました。

しかし・・・

 


何故そこに止まる

 

重みでしなり始めて

 

羽をパタパタさせるも

 

びよーん

 

想像通りの展開になりました。

愉快 愉快。
結局止まり易い杭の上へ。

 

 

こちらに止まって間も無くジャンプをするように杭から降りると辺りをトコトコ歩き始めるチョウゲンボウ。

歩いて狩りをするニュータイプなのでしょうか。

上手いことトンボを捕まえていました。

 

 

雨が影響してこのような狩りをしているのか、この個体の個性なのかは分かりませんが今までに無いパターンで見ていて楽しいの一言

この後もチョウゲンボウは上手くバランスを取ってカエルを食べたり、走り回る姿を見せてくれたりと終始面白い姿を見せてくれました。

 

 

チョウゲンボウの観察の様子はここまでとなりますが、この後はおまけ的なお話を。

コジュリンを見たいと思い場所を移動した時の出来事。

あちこちから囀ずる声が聞こえてくるので耳を傾けながらどの個体を観察しようか見て回りましたが、なかなか良い場所に止まってくれません。

 

 

近くに止まってくれることを期待して暫く待っていると突然『ビュビュッ ビュルルルッ』と聞いたこともない鳴き声が。

小鳥よりも声量が大きく、明らかに目の前から聞こえてきたにも関わらず姿は見当たりません。

一体何なんだと不思議に思い辺りを見ていると突然草むらから鳥が飛び立ちました。

 


「ウズラだー!」

飛んで行く先をしっかりと目で追い、目測を誤らないよう降りた位置に車を移動させ動向を探っていると再び鳴き声が聞こえてきました。

ウズラに関しては過去に2度観察経験があるものの鳴き声を聞いたのは初めて。
こんな鳴き方をするのかと聞き入っていましたが、我に返ったように鳴き声を録音。

短い動画ですが16秒のあたりで聞こえる鳴き声がウズラです。

 

 

普段は草むらの中に潜み、警戒するとうずくまる生態から狙って観察することは難しいでしょう。
そんなこともあって流石に3度目ともなると運だけは良いような気もします。

後は証拠写真が残せたら申し分ありません。
綺麗な写真は二の次で単焦点のレンズから機動性の良いズームレンズに交換して飛び立ちの瞬間を狙いました。

証拠写真を拡大した写真がこちら。

 

 

何とか画像に残すことができました。

この後は深い草地に入ってしまった上に鳴き声も聞かれなかったことから歩いて移動してしまったのかもしれません。

とは言っても今回は鳴き声を聞くことで次のチャンスを活かす良い経験となりました。

最後にウズラと言っても一般的にはウズラの卵を思い浮かべることがほとんどだと思うので、過去に撮影した画像を掲載して本日の日記を終わりたいと思います。

 

 

またいつか観察できることを期待して今日の日記はここまで。