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2019年8月4日 33/23℃ 晴れ




今回は晴天予報の休日ということで“青い海、青い空”を背景に、海水を飲みに飛来するアオバトの観察を計画しました。

秋田県沿岸部では風車の建設ラッシュで日毎に風車が増えていると云っても過言ではない状態で、この風車がアオバトの飛来にどのような影響を及ぼすのか確認する意味でも、いつも以上に早起きをして観察地へ赴きます。

 


午前4時に起床するといつもより空が薄暗く感じた為、外の様子を見てみると濃霧に包まれ先行き不安な空模様。

自宅周辺だけの可能性も否めなかったので、予定を変えることなく現地に向かいましたが、こちらもイマイチすっきりとしない空模様であったことから、霧が晴れるまでの間はシギチの渡来状況の確認をすることにしました。


海岸を移動していて目に入ったのはシギチではなくカワセミならぬハマセミ。

 

 

久しぶりに見たハマセミだったもので少し様子を見てみようと遠くから眺めていると、割りと大きめの魚を捕らえ激しく首を振り回しています。

獲物を叩きつけ骨を砕くことで食べ易くする為の作業ですが「やけに入念だな」と思いながらも見ていると、自分で食べることなく獲物を咥えたまま飛び去りました。

数分後、同じ場所に姿を現すと再び魚を狙っているようです。

 

 

あっさりと魚を捕らえるとやはり自分で食べる様子はありません。
この時も獲物を咥えたまま飛び去ってしまいました。

ちょっと時期外れのような気もしましたが育雛の真っ只中と考えて間違いないでしょう。

暫く観察することで行動パターンが読めてきたことから、アオバトの観察の前にちょっと本腰を入れて観察してみることに。


カワセミが魚の骨を砕く様子を近距離から観察する為、カモフラージュネットを使用してスタンバイ。

 

 

しかしこの行動こそが大事な休日を台無しにしてしまう序章になるとは思ってもみませんでした・・・
近年希に見る苦行の始まりです。

カワセミを待ち始めると、もう一ヶ所の狩り場で魚を捕る姿が。
遠巻きにその様子を見ていましたが「そのうち私の目の前にやって来るだろう」と辛抱強く待ちました。

 


待つこと二時間。
気温の上昇と共に身体中から汗が吹き出し、暫くすると汗がほとんど出なくなってしまいました。
目眩もし始めたことから慌てて水分補給したものの、飲むと直ぐに汗となって出てしまいます。

私の気持ちと裏腹にカワセミは離れた場所で魚を捕り運搬を続けていました。
痺れを切らした私はそちらへ場所を移動して再びスタンバイ。

 


しかし今度は私が元々スタンバイした場所に止まり大物を捕らえる姿が・・・

撮影した画像を拡大。

 

 

ことごとく行動が裏目に出てしまいます。

結局元の場所に戻りカワセミを待ちましたが、休憩に入ったのかパタッと姿を現さなくなってしまいました。

この時に潔く諦めアオバトの観察に向かっていたらよかったと思いますが、あまりの暑さで正常な判断が出来なくなっていたのかもしれません。

ムキになっている自分に気付いていましたが、ここまで待って狙ったシーンを見ずに諦めるのも酌だったので納得のいくものを見るまでこの場を離れないことを決意。

 


カワセミを待ち始めて6時間が経過・・・

意識が朦朧としていました。
この時の記憶が定かではなく、一時的に意識の無かった時間もあったと思います。


ふと気がつくと近くに割りと近くに止まるカワセミの姿が。

 

 

ようやくチャンスが回ってきたと思い、獲物を捕らえる瞬間を待っていると・・・

 


『ピーピーピー』

「ピーピーピーって何だ???」


まさかの展開。
カルガモ親子の登場。

 

 

草むらがガサガサしていたのでイタチでも潜んでいるのかと思っていましたが、カルガモ親子が移動していたとは思いもしませんでした。

雛たちがあっちこっち動き回るので魚が捕れないと判断したのかカワセミは別の狩り場の方へ。

私の気持ちなどお構い無しに雛たちはゴミのアトラクションで遊び回ります。

 

 

発泡スチロールに興味津々な様子。

中を探検してみるものの行き止まり。

 

 

一羽が置いてきぼりに。

 

 

兄弟を探して辺りをキョロキョロ。

 

 

お母さんカルガモは心配な様子でしたが、無事に合流できました。

 

 

こちらのアトラクションでは穴の中から顔を覗かせています。

 

 

一羽がこの穴の中から飛び出てくる場面もありました。

雛っこ艦隊が目の前を行ったり来たり。

 

 

結局こちらの場所で9時間も粘りましたがカルガモ親子の登場により、見たかった場面を見ることなくカワセミの観察を終了。
時刻は15時を過ぎ、これから何かを探し観察しようと思ったところで良い観察ができるとは思いません。

何故私はこんなにもカワセミにムキになってしまったのか・・・


帰りがけ、最後の悪足掻きとしてショウドウツバメの渡来場所に足を運んでみると少数が既に渡って来たようでした。

 

 

北海道で繁殖を終えたショウドウツバメはこの地域を渡りの中継地としているので、これから日毎に数が増えていくことでしょう。

体力的にも精神的にもまともに観察できる状態ではなかったのでこの日の観察はここまで。

 

 

来週からはもう少し後先のことを考えて観察し、楽しい観察日記が書けるよう行動したいと思います。

残念な観察日記はこれにておしまいです。