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2018野鳥観察の旅 in 沖縄本島 ⑤

 

 

2018年10月8日

 

 

 


前回の続き。
日程五日目、最終日。

当初4泊5日の日程で計画を立てた沖縄本島野鳥観察の旅。

台風25号の影響でドタバタの予定変更。
羽田空港では国内線ターミナルを追い出されて国際線ターミナルへ移動をして日付変更線を跨いだことから4泊6日の旅となりました

 

 

楽しかった旅行もこの日が最終日。

朝からすっきりとした青空が広がっていました。

 

 

殆ど寝ずに過ごした6日間、振り返ってみると後半はお天気にも恵まれ目的としていた固有種も見ることができ思い残すことはありません。

最終日は名護市から那覇市へ南下する形で観光地巡り。

こんな風景を見るのもこの日が最後と思うと何だか寂しい気もしました。

 

 

自然豊かな場所もあり、ビルが建ち並ぶ都市もあり、見る場所が多く観光という面では何度も来ないと全てを見ることはできません。

残波岬では巨大なシーサーが海を見つめていました。

 

 

ビーチでは海水浴を楽しむ人が多く見られ秋田との季節感の違いに違和感を感じます。

台風が過ぎ去り翌日のローカルニュースでは衝撃の言葉を耳に。

『今日は25℃までしか気温が上がらず寒かったですねぇ~』

・・・沖縄の人は25℃が寒いのか。

 

 

秋田ではガンの群れが南下してくる頃。
同時に冬の使者であるハクチョウも間もなく自宅近くの田んぼに飛来します。

私にとっては沖縄は真夏のような気温でしたが、海風は心地好く感じられ旅の最後は那覇空港近くの“瀬長島ウミカジテラス”へ。

 

 

此方は東シナ海に面した傾斜地にテラスが建ち並ぶ観光スポット。

オーシャンビューを楽しみながら那覇空港を離発着する航空機も見ることができました。

 

 

テラスの一つ一つがお店になっていて旅の最後にパンケーキを食べようと思いましたが・・・行列がヤバい。

焼き上がりまで20分ほど待たなければいけないというのに、行列の最後尾に並ぶと一体いつになるのか。

パンケーキは諦めて看板だけ撮影。

 

 

この旅で一番よく撮れた写真かもしれません。

海を眺めていると海辺で遊ぶ子供たちの近くでクロサギが餌を採っていました。
よく見てみるとあちこちにクロサギの姿が。

荷造りしたカメラを引っ張り出しクロサギの撮影をするため海辺に突進。

 

 

最後の最後はやっぱり野鳥観察。

しかも私の好きなサギを目の前にして黙ってられません。

 

 

 

ファインダー越しの景色も素晴らしく、海の色が違うだけでこうも雰囲気が変わるものかといつも以上にシャッターを押しました。

 

 

しかし搭乗手続きをしなければならない時間が迫り、後ろ髪をひかれる想いでしたが撮影はここまで・・・

結局時間いっぱいまで観察と撮影を楽しみ沖縄本島での観察旅行全日程を無事に終了。

 

 

今回の旅を通して感じたことは本島北部のエリアは生き物たちにとってとても大事な場所であるということを実感しました。

ホントウアカヒゲは亜種ですが、固有亜種として存在。
ヤンバルクイナとノグチゲラに関しては世界から見ても沖縄本島でしか見られません。

比地大滝ではイギリスのバードウォッチャーに声を掛けられお話する機会があり、海外から見ても沖縄本島は魅力的な場所のようです

期間中には鳥以外にも様々な生き物を見ることができましたし、外来種が及ぼす影響も考えさせられ「学び」「楽しむ」観察旅行となりした。



改めて今回の旅で見ることのできた固有種3種の写真をもう一度。

【 ヤンバルクイナ 】

 

【 ホントウアカヒゲ 】

 

【 ノグチゲラ 】

 

これで今回の旅行記は終わりとなります。

楽しかった沖縄本島、またいつの日か。

 

 

おしまい。