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カワウ

 

81cm  留鳥

 

大形で全身がほとんど黒色のウ類であり、大きさ、色ともウミウに似るが、背や翼には褐色みがあり、嘴の基部の黄色い口角部分には丸みがある。

ウ類の特徴として嘴の先はかぎ状で、足は水かきを持つ。

雌雄同色で全体に黒い羽色だが、繁殖期には婚姻色として頭部が白くなり、腰の両側に白斑が出る。

若鳥は全体に淡褐色で、胸などの下面が淡くて白っぽい個体もいる。


海岸から河川、湖沼などに生息する。

近年は個体数が増加した影響からか海上でも見られる。

カワウは群れで溜まる場所をいくつか持っており、ここで休息と睡眠をとる。

夜明けには採餌のために隊列を成して餌場に向かい、夕方になると再び群れでねぐらに戻る。群れでの飛翔時には、V字形に編隊を組んで高く飛ぶことが多い。

このねぐらの内からコロニーを水辺に形成し、繁殖を行う。

一夫一妻で、枯れ枝などを利用して樹上や鉄塔などに皿形の巣を作る。

 

餌となるのはほとんど魚類で、潜水して捕食する。

ウ類の翼羽は油分が少なくあまり水をはじかないため、長時間、同じ姿勢を保ち濡れた翼を広げ小刻みに震わせ翼を乾かす習性を持つ。

 

2010.1.24 秋田市

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2010.1.23 秋田市

2010.4.18 男鹿市

2011.2.26 秋田市

2011.10.2 秋田市

2012.2.5 秋田市

2012.2.11 男鹿市

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