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ウミネコ

 

47cm  留鳥

 

頭部や体下面の羽衣は白、体上面の羽衣は黒灰色。

尾羽も白いが内側尾羽10枚の先端付近が黒い。翼上面は黒灰色。初列風切先端は黒く、先端に白い斑紋が入る個体もいる。

嘴は太く頑丈。嘴の色彩は黄色で先端が赤くその内側に黒い斑紋が入る。

後肢の色彩は黄色。

幼鳥は全身が黒褐色の羽毛で被われ、肩を被う羽毛や翼上面の羽縁が淡褐色。虹彩は黒い。嘴や後肢の色彩はピンク色を帯びた淡褐色で、嘴の先端は黒い。

夏季は後頭が白、冬季は後頭に灰褐色の斑紋が入る。

 

沿岸、港、河口、干潟などに生息する。

近年、東北地方の内陸部での記録も増えている。減農薬の水田が増えたからと考えられている。和名は鳴き声がネコに似ていることが由来とされる。

食性は雑食で、魚類、両生類、昆虫類、動物の死骸などを食べる。

他の鳥類が捕らえた獲物を奪う事もある。

 コロニーを形成して沿岸部の岩礁や草原などに木の枝や枯草、海藻などを組み合わせた皿状の巣を作り卵を産む。雌雄交代で抱卵する。


2010.4.8 男鹿市

2010.12.19 男鹿市

2011.8.7 男鹿市

2011.12.4 男鹿市

2012.1.5 男鹿市

2012.1.5 男鹿市

2012.1.6 にかほ市