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オオバン

 

39cm  留鳥

 

和名はバンよりも大型であることに由来する。頭部や頸部は黒い羽毛で被われ、頭頂や後頸には光沢がある。胴体は灰黒色の羽毛で被われ、上面は青みがかる。下尾筒は黒い羽毛で被われる。

尾羽の色彩は黒褐色。次列風切先端は白い。

虹彩は赤や赤褐色。嘴の色彩は白い。

上嘴から額にかけて白い額板で覆われる。

夏羽は後肢の色彩が黄緑色や緑青色、冬羽は後肢の色彩は灰緑色。

雛は黒い綿羽で被われる。眼先や喉は赤い、顔や翼はオレンジ色の綿羽で被われる。幼鳥は全身が黒褐色、喉から胸部が白い羽毛で被われる。

眼の周囲から眼後部にかけて白い斑紋が入る。

嘴の色彩は黄白色。脚には木の葉形状の弁足がある。

 

湖沼、池、河川、水田などに生息する。

非繁殖期には大規模な群れを形成することもある。

食性は植物食傾向の強い雑食で、主に水生植物を食べるが魚類、鳥類の卵や雛、昆虫類、軟体動物なども食べる。

 

水辺や水生植物の中に植物を積み上げた皿状の巣を雌雄で作り卵を産む。

雌雄交代で抱卵する。雌雄共に育雛を行い、年に2回以上繁殖するため先に生まれた幼鳥も育雛を行うこともある。

 

2010.12.30 潟上市

20111.4.3 潟上市

2011.7.24 男鹿市

2012.2.5 潟上市

2012.2.5 潟上市

2020.11.23 潟上市