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ハイイロミズナギドリ

 

43cm  日本近海で夏鳥

 

雌雄同色。全身黒褐色で翼下面が銀白色に光って見えるが、白色から灰色まで変異も多い。翼はやや幅広く長い。嘴と足は灰黒色。

尾は短く丸みがあり、ややくさび形に見える。他のミズナギドリ類に比べ、比較的力強く直線的に飛ぶことが多い。ハシボソミズナギドリと似ているが、翼下面の下雨覆の白いのがとのおもな区別となる。

 

日本においては繁殖はしていないが、太平洋側の沖合いでほぼ一年中見られる。4-6月頃には北上するため通過する個体が多く見られるが、その他の季節では少ない。

 

非繁殖期は外洋で生活する。数百羽以上の大群を形成することもある。

翼先端で羽ばたき、かなりの長い時間直線的に低滑空で飛ぶ。

食性は動物食で、甲殻類、軟体動物や魚類を捕食する。

比較的潜水して餌を捕食することが多い。

 

2015.9.21 秋田沖(能代市沖合い) 40°12`43 N