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2012年1月7日 3/-1℃ 雪のち曇り



今日は猛禽の日(・∀・)
2日以降は水辺の鳥が続いていたので今日は猛禽の観察をすることにしました。

雪予報が出ていたので起床後にレーダーを確認すると、確かに強めの雪雲が沿岸部を中心に広く覆っていました。

しばらくの間は観察できない天気が続くだろうと判断して先にトレーニングを済ませてしまうことにしました。
やるべきことを先にやっておくと後が楽チンです♪


トレーニング終了後に再びレーダーを確認しましたが思ったより雪雲の動きが鈍くなかなか沿岸部から移動しません。

遅くともお昼頃には雪は止むだろうと予想し家を出発することに。
酷い吹雪で視界は最悪です。


ポイントへ向かう途中、ハヤブサが吹雪の中じっとしていました。

ハヤブサにも着雪(笑)
さすがにこの天候にはお手上げといったところでしょうか。


観察地へ着き最初に向かったのは一年を通してスズメが沢山群がる場所。
雪の多い今年は特にこのポイントを餌場としている猛禽は多いのでは?と思い辺りを探ってみると・・・

いました!コチョウゲンボウの♂です。

木の上から虎視眈々とスズメたちを狙っています(-_-)

しばらく観察しましたが3回スズメの群れに突っ込み姿が見えなくなりました。
狩りが成功して見えないところで食べているのか、今日は諦めたのか・・・

雰囲気だけでもと思い証拠写真の撮影を試みましたがハヤブサの狩りでも撮影は難しいのに、小型で更に動きの速いコチョウゲンボウの狩りは撮影不可能(-.-;)


コチョウゲンボウが見えなくなったところでもう一ヶ所スズメが群がる場所があるのでそちらへ向かうことに。

ポイントへ着いて直ぐ電柱に止まるチョウゲンボウ♂を発見!
やはりここにもいました。

取り敢えず撮影と思った瞬間飛んでしまい「あれ?気付かれた???」と思ったのも束の間、こちらに向かって飛んで来ました('_')

うおっ!
獲物を捕まえてきた!!!

捕まったのはスズメ。
私の頭上を掠めて飛んで行った時、スズメの断末魔がハッキリと聞こえました(ToT)

少し離れた電柱に止まったチョウゲンボウを撮影したので拡大して見てみましょう。

スズメの首ねっこをしっかりと掴んでいます(>_<)
食物連鎖で成り立つ自然界ですから彼らからすると当たり前のことですが、生きる為の厳しい世界だと思います。


ハヤブサ科を3種観察したところで他の猛禽を探してみましたがなかなか見つからず、最後の手段のオジロワシのポイントへ。


あれ?

オジロワシはお留守でした(-_-)
これは困ったと右往左往。

いないものは仕方ない。
諦めて帰る途中にオジロワシ2羽と思わぬ場所で遭遇ヽ(´∀`)ノ

2羽いるうち1羽がこちらに近付いてきました!

下を見ながら飛んでいます。
餌を探しているのでしょうか?

この後もう1羽とディスプレイのような動きを見せました。

よく見ると片方は幼鳥です。
成鳥の方が葦が茂った陰に降りるのを確認。
そちらへ向かってみることに。

降りた先は少し小高くなった場所が続いているので反対側が見えません。
少しだけ離れた場所から観察しようと思い小高い丘を登ると、目の前にオジロワシ( ̄○ ̄;)!!

やべっ!!!
どうやら私は目測を誤ったようで慌てて隠れました。

さてどうしようかと考え、出た答えは匍匐前進(・∀・)
少しずつ距離を詰め、かなり大きく見える距離に到達!

ここからダイジェストで写真を掲載します。

う~ん。
かっこいい( ´艸`)今日はオジロワシでお腹いっぱい♪