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2012年6月17日 21/17℃ 雨のち曇り



遂に秋田も梅雨入りしました。
秋田の梅雨明けは平年で7月28日なので、これから一ヶ月ちょっとの期間は雨の降りやすいジメジメとした季節となります。

今日は朝から雨降りということもあり、自宅近くで午前中だけちょこっと観察。
家を出るとオオヨシキリの鳴き声があちこちから聞こえてきます('_')

「ギョッギョッギョッ ギョキョシ~♪」
今時期ならまだいいものの夏本番にこの声を聞くと少々暑苦しい(-"-;)

ここでも「ギョキョシ~♪」
オオヨシキリは葦をスルスルと昇って囀っていることが多いですが、葦がなくても電線など人工物の上でやかましいくらいに囀っている姿をよく見掛けます。

雨が降ってきても「ギョキョシ~♪」
そろそろしつこいか(-.-;)
オオヨシキリはこの辺にして次はコヨシキリ。

コヨシキリの鳴き声は・・・

上手く表現出来ません(´Д`)
オオヨシキリほどではありませんが、こちらも今時期はよく囀っています。


さてさて今日のお目当てはヨシゴイ(・∀・)
私の大好きなサギです。

ポイントに着いて様子を伺いますが、葦がガサガサしません。
この時期ヨシゴイのいる場所に行くと、ヨシゴイが葦原の中を移動する音が聞こえてきて存在が確認できるのですが、今日は葦が風になびく音だけ・・・
去年の集中豪雨で巣が全滅した影響が出ているのでしょうか(ToT)

しばらく様子を伺っていると「オーッオーッ」とヨシゴイの鳴き声が♪
そして葦がガサガサ・・・

「忍者ヨシゴイ君、只今参上!」

出ました(・∀・)
葦原の忍者ヨシゴイ!
この両脚を開いて葦に掴まる姿は独特です。

体長は37cmと国内で観察されるサギとしては最小。
以前「ダーウィンが来た!」の放送で知ったのですが、体重は100gくらいとか。

我が家のティアラ(オカメインコ)より軽いことを考えると、掴まった葦が折れないということに納得がいきます。


様子を見ていると「チーッ」という鳴き声と共にカワセミが通過。

なんだなんだ?とカワセミを見ていました('_')

そして場所を少し移動。
その後をこっそり付いていくと・・・

擬態しました( ´艸`)

しかしこの擬態は中途半端。
本来は首をピンと伸ばして擬態をするのですが、この個体は警戒心が薄いのか擬態も直ぐに止めてあっちを見たりこっちを見たり。


しばらく見ていると土砂降りになってしまい車の窓は開けていられない状態に(´Д`)
ヨシゴイも葦原の中へ潜ってしまったので今日の観察は終了としました。

・・・しかし、午後からはまさかの薄日の差す天気。
どうやら私は観察するタイミングを間違えたようです(-"-;)



今日のおまけ

サギの顔を真っ正面から見ると非常に面白い。

もはや別の鳥だな(・∀・)わはは