メールはこちらから

 

 

X (旧Twitter)はこちらから

 

 

2013年5月5日 11/6℃ 曇り

 

 

 

今日は朝から低い雲に覆われ今にも降り出しそうなお天気。

 

週間天気予報は当初、GW後半は絶好のお出掛け日和が続きます。

GW後半は5日が唯一日差しに恵まれるでしょう。

5日は曇り時々雨の予報です。

 

どんだけ悪化すればいいんだ(-"-;)

まぁお天気に文句を云っても勝てませんので、いつも通り準備をして観察に繰り出しました。

 

ふらりふらりと彼方此方を見て回り、特別新鮮な出会いや面白い場面に遭遇することもないので、少し気分を変えて普段あまり立ち寄らない海岸へ行ってみることにしました。

 

 

未だ見たことのないキョウジョシギなんて居たらと思い、海岸に行ってみるとそこに居たのはキアシシギ。

 

割と近い距離にいたので少し観察してみようと車を止め、ふと視線を逸らすと・・・

 

 

なんだあれ???

こ、これは・・・紛れもなく木造船。

 

某国から密入国!???

 

 

やや遠くには黒尽くめの格好をした御仁の姿が・・・

やべー拉致される( ̄○ ̄;)

 

そんな訳で当然のように・・・

 

 

通報しました(・∀・)

程なくしてお巡りさん登場。

 

そして私は職質を受ける。

氏名・住所・生年月日・電話番号・職業など一通り聞かれ最後の質問。

 

 

警「ここには何用で来たんですか?」

 

私「野鳥観察」

 

警「は?」

 

私「野鳥観察!!」

 

二回言わせんな(`Д´)

 

 

海保が来てから色々と調べるそうで私は海岸から撤収。

 

気持ちを新たに別の海岸で観察しようと車を走らせると、道路脇を羊が歩いてました。

 

・・・。

 

 

 

ヒツジ―――(°Д°)―――!!?

幾度となく通っている道ですが、こんなところでヒツジを飼っていたなんて・・・

一体いつから飼ってたんだろう???

 

そして飼い主さんはとても気さくな方でした(´∀`)

 

 

物々しい雰囲気から一変してヒツジに癒やされ、いつもの海岸に行ってみるとオバシギの姿。

 

オバシギの観察を始めてしばらくすると支部のバーダーさんから着信。

 

バ「Endoさん、今はどちらですか~?エリマキシギがいますよ~」

 

なんと( ̄○ ̄;)!?

未だ見たことのないエリマキシギ。

なんと有り難い情報。

 

出ている場所は海岸から差ほど遠くない場所とあって、このチャンスを逃してはならないと現場へ急行しました。

 

 

 

あまり慌てた結果・・・

廃車です。

 

 

 

と、云うのは冗談。

これは私の車ではありません。

 

現場に向かう途中に発見したのですが、中には人は乗ってないようでした。

しかしながらどうしてこうなったのか・・・

 

おっと、寄り道をしてる場合ではなかった。

エリマキシギが私を待っている。

 

 

少し迷いながらも無事にポイントに到着し、無数のムナグロの中に1羽だけ異様なオーラを発している鳥を発見!

 

間違いなくエリマキシギ(・∀・)

 

取り敢えず証拠写真を撮って、観察し易い位置に少し車を移動。

準備を万全にして田んぼを見ると・・・

 

 

いない(ToT)

 

やってしまいました。

自分の馬鹿さ加減が嫌になる。

 

自分の視力を過信したツケがここにきました。

やはり鳥屋は双眼鏡あった方がいいようです・・・

 

半ベソかきながらムナグロの群れを見ているとウズラシギが目の前に('_')

私にとって初見・初撮り♪

 

 

棚からぼた餅、いや怪我の巧妙?使い方間違ってるんじゃないかと自問自答しているとサルハマシギも目の前に・・・

なんでもかんでも出るな(笑)

 

つい最近、初見・初撮りのサルハマシギでしたが、やはり一度実物を見ると目が慣れるのか、鳥というのは不思議なもので「一度見ると続けて見る法則」というのがあります。

 

 

ここには他にトウネン・ハマシギ・アオアシシギ・チュウシャクシギの姿も。

 

しかし目は疲れ、集中力を切らした私はエリマキシギを諦め観察を終了することにしました。

帰りは一本隣の農道を通り最後のチェックをしていくと・・・

いた!!!

 

見つけたぁ(´∀`)

エリマキシギは私が見ていた田んぼと反対の田んぼへ移動していました。

どうりで見つからない訳だ(笑)

 

しばらく見ていると水浴びを始めるエリマキシギ。

旅鳥として春と秋に日本に立ち寄るエリマキシギですが、♂の夏羽はとてもゴージャス☆

しかしながらその装いは日本で観察することが出来ません。

 

渡った先で驚く程の変身を遂げますが、この子は夏羽に移行してる途中のようです。

それでもこざっぱりした冬羽から比べると特徴的。

 

 

この後も色々な仕草を見せてくれて終日楽しく観察することができました♪

お陰様で更新が間に合いませんでした(笑)