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2014年6月15日 22/16 曇り



梅雨入りしてから暑い日が続き、雨が降ったと思えば例年より寒い日々(´ω`)

今年は気象に関して、季節外れという表現が多い気がします。

今日の天気予報を見てみると明け方からお昼頃まで曇り空で経過しそうだったので、その時間帯を狙っての観察です。


今日観察するのは夏鳥として渡来する国内最小のサギ、ヨシゴイです(・∀・)

例年サギの類いを各所で観察していますが、その数は激減しています。

秋田市にあるサギのコロニーに目を向けると、営巣する木が倒木してきている影響も手伝ってか、私が野鳥を観察し始めの頃から比べると、その数は半分くらいになっています。

また男鹿市にあったゴイサギ、コサギ、アマサギ、ササゴイが営巣していた場所は付近の開発が進んだ為か、今年の営巣は確認できていません。


サギの類いが好きな私にとっては非常に辛い現実(´・д・`)

さて、ヨシゴイの渡来状況はどんなものでしょうか。
いつもの観察ポイントに向かってみると・・・



残念なことに草刈り作業中(´Д`)

う~ん、これは仕方ない。

そんな訳で近場でもう一ヶ所ヨシゴイが観察できる場所があるので、そちらに移動することにしました。

最初に行った場所と違い、こちらはちょっと観察し難い場所なのですが致し方ありません。


葦が生い茂ったポイントに到着し、早速ヨシゴイ探し(´ω`)

風になびく葦を見ていると、ところところで不自然に葦がガサガサと動くことがあります。

これはヨシゴイが密集した葦原の中を移動している証拠。
間違いなくこの場所に今年も渡来してきていることは確認できたので、あとは姿を確認するのみ!


神経を集中しヨシゴイを探していると・・・



いました(・∀・)

 

 

う~ん、酷く観難い。

観察とは程遠く証拠写真を撮るので精一杯(笑)

他にも葦がガサガサ動いている場所があるので、諦めずそちらの動きに集中し表に出てくるのを待ちます。


待つこと数分・・・出た!?

 

 

くそっ!オオヨシキリ(笑)

こいつも葦原の中に潜ることがあるので人違いでした。


このオオヨシキリ、葦を伝って上下に移動を繰り返しギョシギョシ鳴いていたと思ったら、何か咥えてきました(@_@)

何を咥えてきたのかか気になったので画像を拡大。

 

 

最初は大きなイモムシかと思いましたが、どうやらヤゴのようです。

しかしヤゴにしてはサイズが大きい・・・
オニヤンマのヤゴなのかな?

これがオニヤンマのヤゴ!といった形でオニヤンマのヤゴは見たことないので詳しいことは分からず。

その後オオヨシキリは獲物を丸呑み。


オオヨシキリに目がいってると近くで何か動いた!???

 

 

ヨシゴイがこっちを見ていました(・∀・)


この個体が見易い場所に出てきてくれるのを期待しましたが、いくら待っても動きはなく最終的には奥に潜っていってしまい姿すら見えない状況に。


こちらは散歩する方もいるので、やはり観察には不向きなようです。

数時間粘って、今日撮影したヨシゴイで一番まともな写真はこちら。

 

 

ちゃんと全身を写したいのですが唯一無二の決定的チャンスを逃してしまい、今日は残念な結果に。


残念な写真で今日を締めくくることにして、この次はお魚を捕る様子など、じっくり観察したいと思います(´ω`)

 

 

今日はこれにておしまい。