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2014年9月14日 25/15℃ 晴れ時々曇り



朝晩はひんやりとした冷たい空気に包まれ秋の訪れを感じる今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか(・∀・)

二週間ぶりの野鳥観察となる今日は、そろそろシギチの渡りも終盤といった時期に入っているので数少ないポイントのチェックに出ることにしました。


先ず最初は海岸沿いを見て回ります。

始めに行った海岸は、胴長装備で本気モード御仁が点在し釣り満喫中でアウト(笑)

早々に引き返したところでゴイサギの群れを発見(´∀`人)

 

 

近くに飛んできた子を撮影しましたが、ゴイサギのコロニーがダメになってしまって以来の撮影です。

いるところにはいるんですけど、前に比べると本当に姿を見る機会が減ってきたように感じます(´・д・`)


少しゴイサギを観察したところで再びシギチ探し。
次に行った海岸は相変わらすゴミだらけ。

そんなゴミをよく見ると・・・

 

 

ゴミに紛れてトウネン、シロチドリ、メダイチドリが朝陽を浴びながら休憩中でした。

気持ち良さそうに寝てる子が多かったので下手に移動して起こさないよう、数枚写真を撮らせてもらってここも早々に移動。


休耕田では時々ハヤブサの来襲があるものの、色々と種類が入っているとの情報があったのでそちらに向かうことにしました。

移動中、田んぼを横目に車を走らせると目に入ってくるのはスズメの群れ(´ω`)

興味がなければただのスズメで終わりますが、しっかりと見てみるとそれはニュウナイスズメ。

 

 

収穫前の米に群がり貪り喰ってます!!!

これ、農家さん怒るレベル(笑)
いつも通るルート沿いで、ここだけ毎年のように集中してニュウナイスズメの群れが集まります。

無農薬なのか?
それとも余程美味い米なのか。


近くに来ないかなぁと農道に入って様子を見ていると付近をハヤブサが通過。

驚いたニュウナイスズメの群れは一斉に待避!

 

 

近くに待避してきた子ですが、米テイクアウト(・∀・)
持ち帰るほど美味い米なのか。


ニュウナイスズメの観察もほどほどにして休耕田に向かうと、先に観察していらした先輩方より状況を説明してもらいました。

休耕田の中にはオグロシギ、コアオアシシギ、タカブシギ、ヒバリシギ、キリアイ、タシギがいるとのこと。


この中で観察する機会の少ないキリアイに着目。

 

 

嘴の先が曲がっているのが特徴のキリアイ。

秋の渡りのシーズンに観察されることがほとんどで、春に確認されるのは稀なようです。

私が観察するのは二回目だと記憶していますが、最初に観察した頃はシギチは全て同じに見え、訳も解らず観察してた頃。

実際問題、今でも図鑑が頼りのシギチですがこうして観察できる機会も少なくなる一方でしょう。

だからこそしっかりと見ておきたいと普段使わぬ三脚なんぞ引っ張り出してきましたが、馴れないことはするものではありませんね。


撮影しにくくて全く話にならん!!!

 

 

今日の観察日記はこの辺でおしまい(・∀・)



~お知らせ~

一昨年、台湾から来日し秋田で野鳥観察をした蕭さん一行が再び秋田へ来ることが決定しました。

今年は台湾台中市の台湾野鳥協会の代表としての来日になるそうで、一行は4名で12月6日~12月10日までの滞在となります。

滞在期間中は懇談会や観察会を行いたいと思いますので、支部と相談して詳細が決まり次第改めてお知らせ致します。