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2018年2月18日 -1/-4℃ 雪時々曇り




昨日から荒れ模様の天候が続いていたので今日は久しぶりに漁港巡り。

今季は海鳥との出会いになかなか恵まれず海沿いの観察から遠ざかっていました。
昨シーズンの観察が好調だったこともありどうしても比較してしまう自分がいます。

朝一番は漁港巡りを始める前にアカツクシガモの滞在場所へちょっと寄り道。
吹雪きが続く悪天候でしたが、雪の止み間を狙って動画撮影。

 

 

風が強く吹き込むと地面の雪が舞い上がり降ってくる雪と別に車の中が真っ白になってしまいます。

早々に場所を移動し漁港巡りを開始しましたが、断続的に降る雪の影響で正直なところ観察するような状況にありません。

今日はヨシガモ♂を3羽確認できましたが、写真に撮ってみたところでこの有り様。

 

 

ピント合わせも難儀しますし羽色も綺麗に見えず。

転々と場所を移動する漁港巡りは驚く程の空振り続き。
カモも少なければカモメも少なく、肝心の海鳥と言えば遥か彼方にシロエリオオハムが1羽。

まともに観察することのできない海鳥を探すよりなら目の前で見ることのできるカモメの観察をすることにしました。

 

【 オオセグロカモメ 】

【 ワシカモメ 】


 

この他にセグロカモメやシロカモメなど、比較できるような写真を撮ってみようと思いましたが既に移動が始まっているのか殆ど見かけず。

ようやく見つけたと思えば遠くの防波堤に腰を下ろして休んでいる個体ばかり。
一ヶ月前であれば撮り放題だったのですが・・・

先月、暴風雪のなかでカモメたちを撮影した動画があったのでこの機会に掲載したいと思います。

 

 

結果的にカモメも満足に観察することができず、こんな日もあるかなと思いながら今日の最後は海岸へ。


こちらの海岸では一年を通してシロチドリを観察することができます。
浜辺を移動していると5羽のシロチドリを見ることができました。

 

 

波打ち際を行ったり来たり。

酔っ払いが右にフラフラ左にフラフラする様を千鳥足と言いますが、実際に見るチドリは波を避けるようにして機敏に動き回ります。

 

 

こんなに機敏に動ける酔っ払いといったらジャッキーくらいでしょうか。
酔拳の達人なので近寄らない方が身のため。

シロチドリは人をあまり警戒しないので行く先で待っていると何の躊躇いも無く近寄ってきます。

 

 

大きく撮るのはこのカットのみ。
最近は写真の構図について勉強中で、敢えて被写体を小さく撮影してみたりと試行錯誤の繰返し。

採餌の様子を写した一コマ。

 

 

波で洗われた砂浜に嘴を挿し込み小さな甲殻類を食べています。

いわゆる図鑑写真と呼ばれる特徴が解りやすいよう大きく撮ったものと違い、余白をどのように使うか。
鳥と余白のバランスが難しい。

 

 

写真の上手な方だと鳥を絡めて風景や季節感を巧みに写し出していますが、私の腕ではまだ“魅せる”ような写真は撮れません。

いつか人を感動させるような写真を撮れるようになりたい。
そんな日が来るよう日々精進したいと思います。

今日の観察日記はここまで。

 

 

来週は秋田を離れ遠征観察の旅に出るので週末の更新はありません
秋田に戻り写真の整理ができ次第日記を更新する予定です。