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2018年6月17日 22/15℃ 曇りのち晴れ




今日は各地を巡回して繁殖状況の確認です。

チョウゲンボウ・カンムリカイツブリ・ゴイサギ・コサギ・チゴモズ・コアジサシを見て回り、調査がてら簡易的に観察を行いました。

その中から今回はゴイサギについて日記に綴りますが、その他の鳥に関しては継続的に観察を行い機会をみてご紹介したいと思います。


先ずはゴイサギの画像から。

 

 

言わずと知れたゴイサギ。
当ホームページの観察日記には幾度となく登場し、最早説明することが無くなってしまいました。

ゴイサギについては過去の日記を参照。
ゴイサギ以外にも過去の日記を検索する際は【秋田の野鳥たち】の項目から鳥の名前をクリックして頂き、掲載してある画像の日付けを参考にして下さい。

 

※手抜きしてる感じが否めないので、今回は左の画像をクリックするとアルバムにジャンプできるようにしました。


 

さて、今年もベビーラッシュの時期を迎えゴイサギのコロニーに足を運ぶと辺りは親鳥や雛たちの鳴き声で賑やか。

凡そ30ペアの中から一番観察のしやすい巣を探し雛たちの様子を見てみると、丁度親鳥が給餌のため戻ってきたところでした。

 

 

ここから激しいやり取りが始ります。

我先にと雛たちが親鳥に餌をせがむ様子が見られますが、雛たちがある程度大きくなると親鳥がたじろいているようにも思え何度見ても面白い。

 

 

小鳥と違って餌は吐き戻して雛に与えます。

こちらの巣では4羽の雛を確認しましたが、一度の給餌で満腹になる程の量は与えられないので雛たちの要求に応えるのは大変。


面白い場面が見られたのでこちらは画像を拡大。

雛に喰われる親鳥。

 

 

餌を与え一段落したところにカラスの鳴き声。

親鳥が警戒の合図をしたのか雛たちがサッと身を隠しました。
親鳥は首を伸ばし周囲の確認をしています。

 

 

普段は首を縮めていることの多いゴイサギですが、この画像の状態でもまだ全開ではありません。

首を伸ばしきったゴイサギは非常にアンバランスで滑稽であり、其処がまた私のサギ好きな心を擽ります。

カラスの鳴き声がしなくなったところで親鳥は餌を捕りに行ったので、今度は同じコロニー営巣するコサギの雛たちの様子を観察。

 

 

ゴイサギと違って白サギだけに雛も白色。

別の巣の雛たちはだいぶ大きくなっていましたが、やはり小さいうちはどの生き物も可愛いものです。

 

 

腰を据えてじっくり見ていたい気持ちもありましたが、この後も各所で繁殖状況を調べないといけなかったのでコロニーでの観察はここまで。

 


冒頭でもお話した通りその他の鳥に関しては機会をみてご紹介したいと思います。

 

 

今日の観察日記はこれにておしまい。