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2018年9月23日 25/17℃ 晴れ時々曇り

 

 

 

 

今日はクマタカの観察。

先週も今回と同様にクマタカの観察を行いましたが、前回の日記では観察の様子を綴ることが出来なかったので今回は先週の観察の様子も含めてお話を進めたいと思います。

先ずはクマタカの画像から。

 

 

威厳のある佇まい。
画像は人工物に止まっている姿ですがクマタカは全国の森林に生息する森の王者。

体長は♂72cm ♀80cmと大型でその大きさが熊鷹という和名の由来になっているようです。

しかし英名はMountain Hawk - Eagle.
鷹と鷲、両方の名詞がついており日本ではタカ科に分類されていますが世界的にはワシの分類なのかもしれません。

 


参考までに同じタカ科に分類される猛禽のオオタカとハイタカの画像を。

 

【 オオタカ 】

【 ハイタカ 】


 

オオタカの大きさは♂50cm ♀58cmでカラスと同じくらいの大きさ。
一方ハイタカは♂32cm ♀39cmと小型でクマタカが如何に大きなサイズであるか分かります。

私のくだらない蘊蓄は程々にして観察の様子ですが、クマタカの観察方法は定点で待ち構え気まぐれに姿を見せるクマタカをひたすら待つのみ。

運が良ければものの数分で姿を見れることもあれば丸一日待っても観察できずに終わることもあります。

 


先週はカラスに絡まれての登場がファーストコンタクトとなりました。

 

 

鬱陶しい様子が伝わってくる光景。

何処までもしつこく追い掛けるカラスに一度反撃する姿を見せましたが、それに動じないカラスに追われ山の陰へ。

 

 

その後は同時に3個体を見ることができましたが、どれも距離が遠く観察とは程遠い状況に。

暫く姿を現さない時間が続きこの日の観察を諦めかけた頃、不意に向い側の山頂からこちらに向かって飛んでくるクマタカを確認。

 

 

真っ直ぐ此方に向かって飛んできたので止り木となっている鉄塔へ止りそうな雰囲気。

吸い込まれるように飛んできたクマタカは避雷針の近くに止りました。

観察しやすい場所を探し右往左往していると突然飛び立つクマタカ

 

 

早々に鉄塔を離れてしまい残念の一言。
長い時では一時間以上止まっていますが、いつ飛び立つかは気分次第といったところでしょうか。

この日の観察はここまでとし、一週間の時間置き改めて観察に望むと今日は大サービス。

先週同様にカラスに集られている姿がファーストコンタクト。

 

 

しかし今日は上昇気流に乗って4500ftくらいの高度まで上昇

暫くの間、高い位置で旋回をしていたクマタカは降ってくるように鉄塔を目指し急降下。

 

獲物になった気分。
こんな感じで襲われることを想像するとたまったもんじゃありません。

先週同様に避雷針に止まったクマタカはノスリのモビングに遇い早々に離脱。

 

 

う~ん、止まってる姿がゆっくり観察できない。

しかし今日はサービスが良く程なくして再び登場。

向い側の山頂からこちらに飛んで来ますが、今日は先週と違い向い風が吹いていたので僅かに翼を開いただけで揚力を稼ぎ微調整をしながら鉄塔に向かってきます。

 

 

今度は鉄塔の中程に止まり落ち着いた様子だったので動画でも撮影を行いました。

去年載せた動画と似たようなものですので特に面白いものではありません。

 

 

動画の撮影を止めたところで一息ついた瞬間、不意に飛び立つクマタカ。

タイミング悪過ぎ。
シャッターを押す間も無く視界から消えていきました。

流石に今日のサービスタイムは終了かと思いましたがまだまだサービスタイムは継続。

その時々で止まる場所が変わり冒頭に掲載した画像もその一つです
この時も飛び立ち~獲物を狙い急降下する様子を撮影しようと思いましたが、成功したのは飛び立つ瞬間のみであっという間にフレームアウト。

 

腕がないので望遠が仇となる瞬間です。

結果的に今日は約5時間の観察で6回も登場してくれ大サービスデーとなりました。

しかし振り返ってみると去年より良い画が撮れていないことに気付き、更には今日唯一の青空背景だったお気に入りの画像を削除してしまう始末。

リベンジを兼ねて自分の納得のいく観察ができるよう、雪が降る前に再びチャレンジしたいと思います。

 


今日の日記はここまで。