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2014年 総集編



2014年12月31日

大晦日を迎え今年も間もなく終わろうとしています。
一年を振り返ってみると去年以上に自然災害の多い年でした。

年々増える自然災害を考えると、災害に対しての備えなど防災に関してより一層の個々の意識が問われるようになってきていると思います。


私は野鳥観察を通して日々自然に目を向けていますが、野鳥の数そのものが年々減る一方で、これは環境悪化が大きな原因だと思われます。

自然環境の保全も重要さを増し、開発だけが人間にとって必ずしも幸せに繋がらないと思う今日この頃。


数の減りつつある野鳥ですが、そんななかで今年一年出会った鳥のなかから月ごとに1羽を取り上げ、今年を振り返ってみたいと思います。



1月 ウミスズメ  にかほ市



今年最初の観察で出会えました。
なかなか見る機会の少ない鳥とあって嬉しさ当社比50%増。
撮るので精一杯ということで、いつかじっくりと観察してみたいものです。


2月  レンジャク  秋田市



住宅街に現れたヒレンジャクとキレンジャクの群れ。
100羽以上の数で、場所を少しずつ移動しながら街路樹や民家の木に成った実を啄んでいました。


3月  コクチョウ  能代市



野鳥には分類されませんが、この鳥はインパクトがありました。
実物は想像していたよりも小さいということと、羽を広げると白い羽もあるということが印象的でした。


4月  アビ  八峰町



念願叶っての初見でした。
移動中だったのか、沖に見える鳥は全てアビの類いで、画像の個体は波打ち際まで来たところを撮影。
いつかオオハムやシロエリオオハムも近くで見てみたいものです。


5月  アリスイ  大潟村



至近距離での観察に成功。
複数の♂が1羽の♀にアピールする様子を見ることができました。
松の木にいるアリスイは松の皮そのものでした。


6月  オオタカ  県内某所



巣立ちの時期を迎え様子を見に行ってみると突然付近の木から降りてきた幼鳥。
幼いながらも私を威嚇し羽を広げて自分を大きく見せるという行動をとりました。
瞳は流石に猛禽の鋭さを感じました。


7月  ヤマセミ  秋田市



夢中になり過ぎていつの間にか川の中へ入り、気付くと水位は腰の高さまで。
勿論パンツもびしょ濡れ。
暑い時期だっただけに気持ちよく観察することができました。


8月  ヨシゴイ  秋田市



今年産まれの個体で頭にまだうぶ毛が残っていました。
あどけない姿ですが、誰に教わる訳でもないのにしっかりと擬態。
年々渡来数が減ってきているようです。


9月  マナヅル  大潟村



タカの渡りそっちのけでの観察。
食欲旺盛で、まさに貪り食うといった感じ。
稲刈りが終わったあとは嘴を泥だらけにして餌を探す姿がみられました。


10月  ムギマキ  秋田市



ぎっくり腰の痛みに耐えながらの観察でした。
鮮やかな色のマユミの実を食べに来るのを待ちますが、動きが速くなかなか思ったように撮影できず。
また来年チャレンジ!


11月  コミミズク  大潟村



棚から牡丹餅。
偶然カラスに追われていた姿を目にして観察することができました。
田んぼの中にいるのを探せと言われても、ズボラな私には到底無理です。


12月  トビ  男鹿市



記憶に新しい、台湾からの一行と一緒に撮影した写真。
この写真を見ると楽しかった思い出が鮮明に蘇ります。



こうして振り返ってみると今年も色んな出会いがありました。

また皆様には大変お世話になりまして、沢山の情報を寄せて頂きました。
お陰様で年始に掲げた目標も達成することができました。
本当にありがとうございます!

拙いホームページではありますが、週に一度のお楽しみと週末の観察の様子を楽しみにして下さる方もいて、感謝の一言ですm(_ _)m


今年も残すところあと僅かとなりました。


それでは皆様、よいお年を(・∀・)ノ