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2018年7月16日 27/24℃ 曇り時々晴れ


 


本日はカンムリカイツブリの観察です。

“今日は心穏やかに観察をしたい”
昨日の観察では厳しい場面に直面し、夜になっても精神的に落ち着きを取り戻すことができませんでした

そんなこともあって今日はのんびりとカンムリカイツブリを観察しようと思い家を出ましたが・・・


想定した観察ができず。
よってカンムリカイツブリの話題はまたの機会にということで、今日は時系列に画像を掲載したいと思います。

始めに撮影したのはショウドウツバメ。

 

 

北海道で繁殖するショウドウツバメは渡りの時のみ秋田で見ることができます。

既に300羽を超す群れが入っていましたがこれからより個体数は増え、一部地域では電線という電線がショウドウツバメの群れで覆われます。

今日はそんな雰囲気を見てもらえるようスマホでワイドに撮影にしました。

 

 

 

次に撮影したのはチョウゲンボウ。

 

 

ノスリのように電柱のステップに乗って獲物を物色中。
早朝から濃い霧に包まれていましたが、この時は霧雨が降り風は涼しく高原にいるかのようでした。


次はクロハラアジサシ。

 

 

電線に2羽止まっているところを発見しましたが、最初はアジサシの亜種であるアカアシアジサシを疑いました。

しかし電線に止まるあたり沼アジサシの類いである証拠。
個人的にアジサシは電線には止まらないものだと思っているので『何言ってんの?』と仰る観察経験豊富な方がおられましたらご教示頂けるとありがたいです。

クロハラアジサシを眺めていると雲の隙間から太陽が見え隠れするようになり、急に蒸し暑くなってきました。

 

 

※夏羽のクロハラアジサシはその名の通り腹の部分が黒くなりますが、こちらの個体は既に冬羽に換羽しており腹の色が白くなっています。

 

 

次に撮影したのがカンムリカイツブリ。

 

 

ここに関してはまたの機会に詳しく取り上げるので画像のみで説明は無し。

 


次に撮影したのはカッコウの幼鳥。

 

 

ぼっーとしていたら突然目の前に飛んで来たので慌てて撮影。

近くでは成鳥のカッコウが鳴いていましたが、そちらが産みの親なのか。
育ての親は何の鳥だったのだろう。

 

 

未だカッコウの育雛の様子を観察したことがないのでいつか見てみたいものです。

 


次に撮影したのはチュウヒ。

 

 

間もなく巣立ちの頃でしょうか。
秋田では容易に観察することができますが、先日県外の方をガイドした際に『贅沢な環境ですよ』と言われ改めて地元の環境保全について考えさせられました。

 


次に撮影したのがササゴイ。

 

 

こちらが本日撮影分のラストになります。

ササゴイの個体数は年々減っています。
一方で似たようなサギのゴイサギに個体数の変化を感じませんが、何が原因なのか気になるところ。


さて今日はこのように気の向くままにシャッターを押しましたが、やはりこのスタイルは自分の求めるものでありません。

野生の生き物が相手では思うようにいかないのが当たり前ですが、こんな日もあるかなということで今日の観察日記はこれにておしまいです。