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2011年10月23日 22/17℃ 曇り時々雨



今朝は起きてみると7時半(^^;)
随分とグッスリ寝ました。

それでも疲労感が残っていた為、今日は自宅近くでのんびりした気持ちで観察することにしました。

先ずは近くの川でハクチョウやカモでも見ようかと思い行ってみることに。



な~にんも居ね( ・∀・)

居ないものは仕方ないので直ぐそばの釣りスポットへ。

この場所ではカワウがよく見られます。
じっくり観察しようと思い行ってみるもののカワウもお留守。

どうなってる(笑)
鳥は何処だー!?

しかしよく見るとカワウがいつも止まっている枯れ木に何か乗っているように見えます('_')

なんだろ?
カメラで見てみると・・・
 

 

カメでございます( ・∀・)

これはミシシッピアカミミガメ、通称ミドリガメです。

昔は縁日などで「カメすくい」として見る機会も多くありました。

なかには甲羅に輪ゴムでお札をくくりつけてる屋台もあり、当然私はそれを狙う訳です(笑)

当たり前のようにモナカは直ぐに破れてしまう訳ですが・・・

近年このミドリガメが野生化して繁殖し生態系に悪影響を及ぼしているという話もあります。

ここの釣りスポットで今日は3匹も見ました。
 

 

こちらは30cmくらいあり、非常に警戒心の強い個体でした。

この枯れ木には最初2匹のカメが甲羅干しをしていましたが、私が近付くと落ちるようにして水の中へ潜っていき、しばらくするとまた枯れ木に這い上がってきたので、藪の陰から撮影したものです。



再び最初に見つけたミドリガメを見ていましたが、こちらは人を恐れずのんびりしています(´∀`)
もしかしたらこちらは捨てられたカメなのかも。

カメの観察だけで終わる訳にはいかないので、鳥を探しに近所の農耕地へ・・・



農耕地に着くとちょうどノスリが何かを捕まえたようでした('_')
 

 

獲物はネズミかな?
それともモグラかなぁ?

ふと見るとミヤマガラスの群れ。

ん?

何か白い鳥を追い回している!
一体何だ!?
 

 

画像を拡大して確認。
何だこの鳥!???
こんなの図鑑でも見たことがない!!
 

 

大きさはコチョウゲンボウくらい。
頭部は黒っぽく両翼から尾羽にかけてはケアシのような白さ。

正体不明のまま遠くへ飛んで行ってしまった・・・

今日はのんびり過ごす予定でしたが、そんなことを言ってられません(^^;)

飛んで行った方面を隈無く探すことに。



捜索開始から1時間後、ようやく見つけました!!!
そしてその正体も判明☆

それがこちら。
 

 

コクマルガラスの部分白化個体です。

コクマルガラスはミヤマガラスの群れに混ざり大きさは33cm、白黒のツートンカラーの淡色型と黒一色の暗色型がいます。

一般的にカラスと呼ばれるものと比べると約20cmも小さくキョーキョーという鳴き声も可愛いです( ^‐^)

通常の淡色型は襟から腹部にかけて真っ白なのですが、この個体は淡色型とも暗色型とも違うので部分白化の個体と言えると思います。

と、少し堅苦しく語りましたが、この子は少しでも群れに近付くと外のカラスに追い回されてしまいます。
 

 

トボトボと歩く後ろ姿が物悲しく感じます(´Д`)
  

 

それでも仲間のそばにいたいのでしょう、群れに近付き田んぼで落ち穂拾いをしますが直ぐに追い回されまた一人ぼっち・・・


感情移入のしやすい私はこの健気な子を見ていると切なくなってしまうので、観察対象をミヤマガラスへ。

ミヤマガラスはハシボソガラスより少し小さいくらい。

特長としては嘴の付け根が露出しており白っぽく見えます。

ミヤマガラスを撮影しようと思ったらちょうど近くにハシボソガラスが飛んで来ました♪
 

 

左側がミヤマガラスで右側がハシボソガラス( ^‐^)
違いが分かりますか?



ミヤマガラスは群れで移動し、今日は回300羽くらいいたのでその様子を撮影しようと思ったら一斉に飛び立ってしまいました( ̄○ ̄;)

 

 

何故だ!?
そんなに近付いてないし何もしてないぞ?

辺りに車もいないし・・・

車から降りて辺りを見渡し原因が分かりました(笑)

オオタカ若がカラスの群れに突っ込んできてたのです(^^;)

しかしここは多勢に無勢。
オオタカ若はあっさりと山へ帰っていきました。



カラスの群がいなくなったところで、白い子がいつまでも元気でいられることを祈りつつ今日の観察は終了としました。



今日のおまけ

仲良しな二人。
 

 

幸せだなぁ僕は君といる時が一番幸せなんだ♪

「君といつまでも」by加山雄三