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2013年4月28日 11/7℃ 晴れ時々曇り

 

 

 

春の珍鳥祭り・連休二日目。

 

昨日のコシャクシギ確認に興奮冷めやらぬ今朝は0500に起床。のらりくらりと観察の準備をしながらカップラーメンにお湯を注ぎます。

出来上がるまで時間はゆっくりと過ぎてゆき、漂ってくる匂いに釣られ腹時計が3分をお知らせします。

 

ひとくち、ふたくちと麺を啜ると県外在住の某先輩からメールが届きました。

メールを確認すると「いたわ~!ありがとう」とコシャクシギが見れたとの報告。

 

 

この時の時刻0540・・・

鳥屋の朝は実に早い。

一体この人は何時に家を出たんだろう(-.-;)

 

 

鳥友にコシャクシギが昨日のポイントにまだ滞在してると電話をすると直ちに急行するとのこと。

私も負けじとカップラーメンを一気に啜り家を出発しました(・∀・)

 

現場へ向かう途中、私と同じナンバーのスカイラインGT-Rを発見!

私が若かれし頃に売り払った車が目の前に。

 

未だ元気に走っている姿を見て感激(ToT)

乗っているオーナーを確認しようと併走すると・・・

何も云うまい。

 

 

そんなこんなでポイントに到着し某先輩と鳥友と一緒に観察を開始☆

 

昨日に引き続き食欲旺盛なコシャクシギ。

餌を採る姿は獲物を放り上げないもののヤツガシラによく似ていました。

 

食べる瞬間が撮れたので拡大してみると・・・

獲物はコガネムシ?の幼虫が多く、ひたすら食べる食べる食べる・・・

よくもまぁ見つけるもんだと感心しました。

 

散歩中の歩行者を警戒したコシャクシギは少し離れた場所に移動。

 

そこのそばには植栽があり、私は迷うことなく匍匐前進。

植栽の陰から盗撮を試みます。

しめしめ( ´艸`)

 

コシャクシギはこちらに気付かず餌を採り始めました。

少しの間近い距離からの観察を楽しみ、その後は某先輩を囲み雑談タイム。

 

 

先週、鳥友が秋田県初記録となりうるヒメコウテンシの撮影に成功し、その後誤ってデータを削除してしまったという悲しいお話をネタに、リベンジとばかりに三人で海沿いの各ポイントをチェックして回ろうということになりました。

 

さてヒメコウテンシとはどんな天使?

まぁ簡単に説明するとヒバリの仲間ということですが、見たこともない私にはさっぱり分からん(笑)

 

某先輩から野鳥のお話を聞きながら各ポイントをチェックするも結果は惨敗。

珍鳥には会えなかったものの、いつになく饒舌な先輩の話が聞けたのでヨシとしましょう(・∀・)

 

 

コシャクシギのポイントに戻ってみると支部の先輩方が観察中で、挨拶を済ませ雑談をしていると「遠くにいるハクセキレイ、ちょっと様子が違って見えます」と支部の先輩が仰るので確認してみると・・・

 

確かに背中の色が淡い。

しかし陽炎が酷く識別することができず(-"-;)

 

確認に手こずっていると謎のハクセキレイは突然飛び立ち、やや離れた場所に降りました。

確認に行こう!と某先輩と鳥友と車に乗り込み少し進むと突然某先輩から「ストップ!」の声。

 

 

先「ヒメコウテンシいるじゃん!」

 

私・友「はぁ!???」

 

 

慌てふためく私と鳥友。

車から飛び出し陽炎に悪戦苦闘しながらも取り敢えず証拠写真の撮影です。

最大まで拡大してこの状態の天使は、あっという間に私たちの前からいなくなり、その後姿を見ることはありませんでした。

 

 

そして肝心な謎のハクセキレイは・・・

タイワンハクセキレイと判明。

先輩方の観察力にただただ脱帽の時間。

 

 

ここで県外からお越しの某先輩はそろそろ帰路につかないといけない時間となり、別れ際にどら焼きを二つ頂きました。

 

しかしこのどら焼き・・・

ひと口サイズで異常に小さい(笑)

 

 

「ちっちぇなぁ!これで効果あんのか!?」

 

と、畏れ多くて勿論云えるはずもなく笑顔で見送り(・∀・)ノ

 

 

ほどなくしてサルハマシギの夏羽が出たとの情報を頂き、コシャクシギのポイントを後にしてそちらへ行ってみることに。

サルハマシギも未だ見たことのない鳥で、昨日から運がいいなぁ~とポイントに到着すると辺りを旋回するセイタカシギの群れ。

サルハマシギはなかなか見付けることができず諦めかけたその時、ようやく姿を見ることができました。

距離があるせいか思ったより小さく感じました。

こちらも最大まで拡大していますが、陽炎が酷く撮影するのにかなり難儀しました。

 

サルハマシギを観察していると陽もだいぶ傾いてきて、久しぶりに長時間の観察に疲れた私は帰宅を決意。

 

 

自宅を目指し走行していると、前方からセイタカシギと夏羽で赤褐色の謎のシギが飛んできて車の上を通過!

 

 

なんだあれ!!!?

 

確実に今までに見たことのないシギだと思い慌ててUターン!

辺りを見てみると道路脇の田んぼに二羽の姿を発見!

 

セイタカシギはいいとして、なんだこいつ!!!?

こんなの見たことねー!

 

私の脳内図鑑には乗っておらず、先輩方に呼集を掛けようにも名前が分からん(´Д`)

 

 

と、ここで今日は図鑑を持ってきたことを思い出し、似たような種を探しているとオオハシシギが目に止まりました。

 

しかしながらどことなく違うような・・・

まごまごしていると偶然にも支部の先輩が通り掛かり、話を伺ってみると「シベリアオオハシシギ!」とのこと( ̄○ ̄;)

 

 

昨日から一体どうなってるんだ・・・

ちっちゃいどら焼き、効果あったよ(笑)

セイタカシギに寄り添うようにして行動するシベリアオオハシシギ。

 

 

その後到着した支部長のお話によると、秋田県では数十年前に一度確認例があるとのことで今回が二回目の確認だそうです。

 

結局今日は早朝から夕方までビッチリ観察となり、今日はクタクタです(´Д`)

そんな訳で今日はこの辺でおやすみなさいまし。