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2015年8月23日 28/22℃ 雨のち晴れ



昨日に引き継ぎ今日もシギチの・・・観察はナシ!
シギチに関しては渡来状況の確認のみで敢えて記事には出しません。

なんでかと云うと、観察してる人間がミーハーだから(・∀・)

だって冬羽のシギチは全部同じに見えるし(笑)

勿論鳥屋的にはシギチの世界は凄く奥深いものだと理解していますよ!


そんな訳で今日最初に観察したのはこちら。

 


ヒシクイです。

本来この鳥を秋田で観察できるのは秋以降から春先にかけて。

この周辺ではこのヒシクイと一緒にハクチョウも数羽見られます。
どちらも冬鳥ですが、みんな何等かの理由で渡りの時期に旅立つことができず暑い夏もこの地で暮らしています。


何を餌にして過ごしているのか観察してみると辺りの雑草をムシャムシャ食べてます。

そして雑草を食べた後は水をグビグビ(´ω`)



観察をしていると雨が強まり車に退避。

今日は曇り予報だったのに私の行くところ行くところで雨が降ってきます(´・ω・`)


車の中からヒシクイたちを見ているとカワセミがやって来ました♪


何処にいるか分かるかな?




拡大する何処にいるか分かると思います。

 


 

近くに大きな鳥っこが居ても気にならないんですね(@_@)

サッと水中に飛び込み小魚を捕まえ飛んで行きました。


あと2ヶ月も経つとヒシクイたちにとって調度いい気候になり仲間たちがやって来ます。

ヒシクイたちを見ながらそんなことを考えていると、毎日暑くて寝れないと言ってた頃に比べ朝晩はだいぶ過ごしやすくなりました。
そして夏鳥は移動を始め季節は秋へと進んでいるのを実感します。



雨がなかなか止まないのでヒシクイの観察はそこそこにして他の鳥っこ探しをすることにしました(´ω`)

しばらく辺りをウロウロするとカラスが何かを追い回してるのを目撃。

チョウゲンボウ?

いや、違う。
よく見ると追い回されてるのはトケンの類い。

その様子を見ていると追い回されたトケンが私の直ぐ横の木に潜り込むようにして止まりました( ̄□ ̄;)!!

 


チャンスとばかりに連写!!!

見慣れない柄で私は???状態(@_@;)

後で調べて分かったのですが、この子はどうやらカッコウの幼鳥のようです。
カッコウ自体はよく見るのですが幼鳥は初めて見ました。

数カット撮影したところでカッコウは再びカラスに追われて私の視界から消えていきました。


次なる出会いを求めて移動しようとしたところ、近くをササゴイが通過(・∀・)

サギの類いが好きな私は当たり前のように飛んで行った先を確認。


見つけた♪


 

バスクリンの岩風呂に入浴前。

と云うのは冗談で、水が緑色に見えるのはアオコと呼ばれる藍藻が原因。

この地域では度々アオコが大量に発生していますが対処は容易なことではないようです。


しばらく見ていましたが特に魚を捕まえる様子もなく、ただ水辺に佇んでいるだけ。

ササゴイを見ていると再び雨が強まってきたので車に退避し場所を移動。



水張り休耕田を探す為に農耕地に入ると変わった品種の稲を発見しました。

 


この稲は伸びたり縮んだりしています。


伸びてユラユラと揺れたと思ったら稲は突然飛んで行きました(◎-◎;)



周りの稲と比べることでこのヨシゴイが如何に小さいサギであることが分かると思います。


ヨシゴイも先程見たササゴイも間もなく渡りの時期。

それまでにまた出会う機会があればじっくりと観察してみようと思います(´ω`)


この後は各所でシギチの渡来状況を確認して観察は終了。
そんな訳で今日の観察日記はこれにておしまいです。