メールはこちらから

 

 

X (旧Twitter)はこちらから

 

 

2012年9月17日 35/24℃ 晴れ



今日は先ずキジのお話から。
朝起きて観察の準備をしているといつもとは違ったキジの鳴き声。

小刻みに鳴くその鳴き方は東日本大震災前後によく聴いた声。
キジは地震の初期微動を感じる能力があるというのは過去の日記で紹介しましたが、今日またそのような鳴き方をしたと記載すると不安を煽ることになり兼ねないので記載するのは止めておこうと思いました。

しかし後になって分かったことですが、ちょうどこの頃に秋田県大仙市で弱い地震が発生していたようです。
改めてキジは人が感じない初期微動を感じているんだなぁと思った出来事でした。


さて本題に戻って今日は越冬の為に南下する、タカの渡りの観察です。
土曜日には支部の「タカの渡り観察会」が行われましたが、私は仕事だったので残念ながら参加できず。

暑さが影響しているのか何が影響しているのか分かりませんがタカの渡りは遅れているようで、一昨日と昨日観察したお師匠様の話しによると数羽程度しか渡りは観察できなかったそうです。

それでも少しは渡っているようなので、秋雨前線の影響で渡りを観察できなかったということにならないよう猛暑の中で一人観察会。
と云うより我慢大会(・∀・)ノ

午前7時からカウント開始!

観察を開始して19分、最初に観察できたのは・・・

全日空!!!

鳥じゃねーし(´Д`)
羽田に渡って行きました。


幾ら待っても渡りのタカは現れず・・・
おっ!?と思えばトビだったりと、照りつける日差しが暑いと云うより痛い(-"-;)

タカは現れないものの小鳥たちが渡っていく様子は見られ、電線で羽を休めるコサメビタキ。

今日一番多く観察できた鳥です。

そして遥か彼方に地着きのクマタカの姿。

・・・遠い(@_@;)
全然こちらに来る気配無し。


そして高速で通過していくハリオアマツバメ。

時速200km/hで飛ぶそうです。
撮れたもんじゃねぇ(´Д`)


こんな感じで渡りのタカは現れないので他の鳥を観察していましたが、さすがの私も痺れを切らして別のポイントで観察している先輩に電話をしてみました。

先輩のお話によると「さっきハチクマが2羽、2羽で飛んで行ったから間もなくそっちに行くと思うよ(^-^)」とのこと。

俄然期待が高まり待っていると・・・


ハチクマがキタ―――(゜∀゜)―――!!!

観察を開始して2時間が経とうとする頃ようやく1羽目の確認です。

程なくして次の1羽が風に煽られて私の方へ飛んできました!

今日は台風16号の影響か、南東の風がかなり強くて飛び難そうです。

そしてハチクマは私の直ぐそばを通過☆

中間型かな?
鱗みたいな模様してます。


そして次の2羽を待ちます。
・・・しかしなかなか来ない(-.-;)

結局現れたのは一時間後。
やはり風の影響があるようで通常よりかなり時間がかかっているようです。
最初に通過した2羽より離れた場所を飛んで行き写真はボツ。

結局正午迄の5時間、渡ったタカはハチクマ4羽(`台´

我慢大会終了!!!!!



今日のおまけ

帰りがけに立ち寄った田んぼ。
鳥っこ発見♪

何処にいるか分かったかな?

拡大すると・・・

隙間からこっちを見てるんだぜ!