2018年6月3日 27/13℃ 晴れ
今日は話を少し遡り、
以前より鳥友さんからナイトウォッチングのお誘いを頂いていまし
今回も平日のお誘いではありましたが、
私が行うナイトウォッチングは夏場の湯上がりに夜涼み程度にやっ
多少の無理は覚悟のうえ、
時刻は19時。
日没直後でまだ辺りは薄明るい状態でしたが、
いつクマが出てもおかしくない(実際にいた)
小動物にしては動きがない。
しかし生き物の目が光って見えることは確か、一体なんだろう。
足音をたてないようゆっくりと近付き確認してみると・・・
ヨタカだ。
これは幸先の良いスタート。
夜行性のヨタカを撮影する為、
今回のお目当てとは違った鳥ですが、
その後も林道を進み、
鳥友さんと手分けをする形で周囲の枝という枝をチェックしている
コウモリのようにヒラヒラと飛んだ鳥が近くの枝に止まることを確
今回のお目当て、コノハズクです。
足が可愛い。
去年の暮れに石垣島で見たコノハズクはリュウキュウコノハズク。
似てはいますが本州で見られる個体と別種になります。
体長は20cmと日本で見られるフクロウでは最小。
画像で見ると大きく見えますが、
秋田には夏鳥として渡来するため、
人を嫌う様子もなく時として直近の枝に止まることもありました。
近くで見るコノハズクからは息遣いを感じるほど。
喉を動かしながら『キョッ コー』『キョッ コー』『ブッ キョッ コー』と鳴く様子を何度も見ることができました。
雌雄では鳴き方に違いがあるようです。
また個体により性格の違いから行動にも変化が見られるとのことで
その言葉を裏付けるように観察中には2度、
頭の上に止まるのかと思った程でしたが、
そのため写真は全て止りもの。
探索中には夜間のフクロウ類観察についてのイロハを学び、
鳥友さんからは『今回の経験を元に頑張って下さい』
其が結果的に環境保全に役立てたらいいなと。
楽しい観察はあっという間に過ぎ、
我に返るようにして帰宅し、この日の就寝は午前3時。
仮眠程度の睡眠中、
興奮のナイトウォッチングのお話はここまで。
普段見られない夜行性の鳥についてもこれから少しずつご紹介でき
おしまい。