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2017年1月29日 5/-2℃ 晴れ




早いもので1月最後の日曜日。

今週末は連休ということもあり、県外の鳥友さんに観察のお誘いを頂き秋田を離れ遠征観察に行ってきました。


今回の観察のお目当てはユキホオジロ。

こちらは去年の秋に地元でも観察していますが、秋田は渡りの時期に1羽見ることができれは幸運というくらいの珍しい小鳥。
毎年記録はあるものの運要素がかなり絡んでくるためタイミングが悪いと観察することができません。

しかし鳥友さんの地元では越冬しているユキホオジロが観察できるそうで今年は大群で入っているとのことでした。

群れのユキホオジロを見てみたい一心で秋田を飛び出し鳥友さんの案内で越冬地へ。


地元鳥屋さんの連絡もあったお陰で難無くユキホオジロたちとご対面。

 

 

う~ん、何度見ても可愛い。

絵に書いたようなこの可愛い小鳥は地元の鳥屋さんにとっては居るのが当たり前でほとんど見にこないとか。

秋田で例えるとハクガンみたいなものでしょうか。
渡ってきた頃はみんな気にして観察するんですけどね。


初めて見る水を飲むユキホオジロ。

 

 

グビクビ・・・


プハーッ!

 

 

小鳥が水を飲む仕草はとても可愛いものですが、ユキホオジロがこの姿を見せてくれると可愛さ倍増。

可愛いというのは本当に役得です。
伸びのポーズも可愛く見えました。

 

 

さてこのユキホオジロ、今回は残念ながら4羽以上の確認ができませんでした。

つい先日までは100羽くらいの大群で見られたそうですがタッチの差で抜けてしまったそうです。

ここのところ寒暖の差も激しく不安定な天候が続いたせいもあるでしょう。
野生の生き物ですから絶対ということはありませんし、これは野鳥を観察するうえでよくあること。


しばし観察したユキホオジロたちは不意に飛び立ってしまったため辺りを捜索。

これがなかなか見つからず越冬地をウロウロしていると良い具合の枯草がフサフサと生えていました。

「なんだかコミミズクが居そうな環境だなぁ」と独り呟きユキホオジロを探していると・・・

 


本当に出た。

 

 

コミミは辺りを周回するような形で飛び回り地元の鳥屋さんたちは右往左往。

なんでもこの辺りでは珍しいそうなんです。

 


私も含めカメラを持った人間を嘲笑うようにコミミは何度か洋上へ。

 

 

『そんな簡単に撮らせねーよ』と云わんばかりに飛び回るコミミ。

気付けば周囲に沢山の地元鳥屋さんの姿。

サプライズ的に現れたコミミズクの観察を余所者が邪魔をしてはいけないのでお気に入りの1枚を撮影できたところで退散することにしました。

 

 

ゆっくりユキホオジロを観察するかと思いきや予想外に体力勝負となって腹が減ったので観察の後は地元の名物を頂くことに。

こちらではお蕎麦が有名というこで、Google先生から老舗っぽいお店を案内してもらいました。

 

 

『何だかんだ言って何処に行っても蕎麦食ってるじゃねーか!』というツッコミは無しで。

こちらのお蕎麦、柚子が入っていて大変美味しゅうございました。

おしまい。