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エゾビタキ


15cm  旅鳥


サメビタキ、コサメビタキよりも一回り大きい。雌雄同色である。背面は灰褐色、腹面は白い体羽で覆われる。腹面には暗褐色の縦縞が明瞭にならぶ。尾は背面よりやや暗色。翼は黒褐色でサメビタキやコサメビタキと比べると長く、翼の端は尾の半分程度まで達する。眼の周囲の羽毛はやや汚れた白色。足は黒褐色。


渡りの時期に平地から山地のやや開けた明るい林に渡来する。

市街地の公園でも観察されることがある。

単独もしくは10数羽の小さな群れを形成して生活している。


食性は主に動物食で、昆虫類等を食べる。樹先等に止まり、飛翔している昆虫目掛けて飛翔し捕食する。また、秋の渡りの時はミズキの実を食べたりもする。

地鳴きは「ツィー」などか細い声である。


2015.9.27 秋田市